ADDressが気になる東北在住会社員。

今日は、月4.4万円の会費だけで、契約しているいろんな家に泊まれる「ADDress(アドレス)」というサービスについて少し調べてみました。

去年私は福島県から大阪・名古屋へ初めての一人旅を敢行しました。
その際に泊まった宿のオーナーさんからADDressの話を聞き、その時から興味を持っていました。
今後私はノマドワーカーになって自由に移動ができるようになる可能性があるため、多拠点生活(複数の宿を転々とする生活)とはいったいどんなものなのかについて知っておこうと思い、情報収集してみました。

「アドレスホッパー」という立場に憧れる自分

ひとつの生き方として、アドレスホッパーという概念があります。
アドレス(住所)をホップ(転々と)する人のことを指します。
つまり、帰る家が固定されていない(=決まった自宅がない)状態です。
多拠点生活という言葉とほぼ同じような意味で用いられています。
※厳密には、多拠点生活は自宅+別荘(自宅の他に宿泊拠点がある)状態なので、アドレスホッパーとは状況が異なります。

今、マイホームに住みながらぬくぬく会社員をしている私の立場から見て、アドレスホッパーは真逆の存在です。
私のイメージでは、憧れ90%不安10%といった状態です。
不安といっても、「収入さえあればなんとかなるだろう」という楽観的な自分がベースにいるため、10%という低水準になっています。
実際、アドレスホッパーの方の生活がどのようなものかはまだ具体的につかめていない部分が大きいのですが、今気になっているADDressの利用者の中にはアドレスホッパーの方が一定の割合でいらっしゃるそうです。

ADDressの利用者の中で、20代が3割、30代が3割、それ以上の年代で合計4割という内訳となっているそうで、比較的若者が利用している印象です。
また、ワーケーション(ワーク+バケーション=働きながら休日を過ごすスタイル)やパラレルワーカー(本業+それ以外の職業)でテレワークを採用し、ADDressを利用している方が多いそうです。

かなり現代的なイメージが強いサービスですね。

私は、こういった身軽な生活に憧れています。

単純に「楽しそう」とか「自由そうだな」という憧れではなく、「許容できるリスクの範囲内で、自分がいかに拘束の少ない身軽な状態で生活していけるか」を考えたときに、一番理想に近い立場がアドレスホッパー(≒ノマドワーカー)ではないかという仮説を立てたことが一番の理由です。

※ノマドワーカー…特定のオフィスに通勤することなく、居場所を点々としながら働くワークスタイル。「遊牧民・放浪者」を意味する「nomado」というフランス語が由来。

私は今「脱サラしてフリーランスになること」を目指しています。

なぜか。
会社員のままでは将来が色々と不安だからです。
理由については長くなるので、別記事で書く予定です。

「VUCA(ブーカ)」という混沌の時代

話は変わりますが、あなたはVUCAという言葉をご存知でしょうか。
この言葉は、2016年にスイスで行われたダボス会議という国際的な会議の場で提唱されたものです。

なお、以下の4つの言葉の頭文字を取っています。
V…volatility=変動
U…Uncertainty=不確実
C…Complexity=複雑
A…Ambiguity=曖昧さ

意味は、「社会が複雑に変化し、想定外の出来事が次々と起こり、未来が予測不可能な状況を迎えているということ」です。
そこに楽観的な思考はありません。

つまり、現代の社会は世界的にとても不安定な状況に陥っているということです。
ちなみに、2016年の時点ではご存知の通りまだ新しい生活様式にはなっていません。
外出時にマスクを着ける必要がない状況だったあの時代でもこのような言葉が生まれています。
当時の社会背景には、パナマ文書による租税回避問題や地球温暖化対策としてのパリ協定発効、トランプ米大統領誕生などのビッグニュースがありました。
それらを象徴する言葉なのかもしれませんが、2022年となった今はさらに状況が混沌を極めています。
直近の話題ではロシア・ウクライナ情勢が日々深刻化しています。常に最悪の事態がチラついていて毎日のニュースから目が離せない状況です。

また、日本に目を移せば、外出自粛によるテレワークの促進などに代表される「デジタルトランスフォーメーション(DX)」がめざましい勢いで我々の生活に浸透してきています。
会社員だからといって、いつまでもオフィスという固定資産に通勤し続け、愛想笑いを浮かべながら上司の愚痴を聞き流したり、ささいな決定事項も上司のハンコを必要とし、紙の資料の探し物で時間を浪費したりしているようでは、生産性は一向に上がらず、従来の働き方からは脱却できません。
会社が大きければ大きいほど、また上司や経営層が保守派であればあるほど、変化は遅いままです。

こういった状況から、たとえ平社員であっても、数年先を読み、自ら変化をしていく姿勢が大事だと実感しています。

そして自分の人生は変化していく

世界や日本国内の動きに関心を持ってからというもの、「果たして日本の恵まれた環境でぬくぬくしているぶら下がり会社員は、今後も何不自由なく安定した生活が送れるのだろうか?」という疑問を抱かずにはいられなくなりました。
(というか、今の時点ですでに私は社会人としての生き方を間違えている気がします。笑)

そんな疑問を持った2021年夏、私の価値観を一変させる決定的な出会いがありました。
YouTubeで「リベラルアーツ大学」の動画を知ったことです。

詳細は別記事で語る予定ですが、どの動画も今までの自分の常識を覆す衝撃の内容でした
一例ですが、「医療保険は不要」だとか「会社で昇進を目指さないのは、自ら会社員としての寿命を縮めていることと同じ」などの内容です。
それらの動画をたくさん観たことで「お金をもっと賢く使うこと」や「自分の価値観を大切にすること」に気付くことができ、いつまでも惰性で会社員生活をしていては社会の養分になる!と現状に危機感を抱くようになりました。

途中で世界の話題を出したため、だいぶ話が大きくなったように感じられますが、要は「自分が人生で本当にやりたいことに気付いた」という話です。

プロフィールに書きましたが、結論、私は脱サラしてノマドワーカー&ミニマリストを目指すことにしました
去年から徐々に自分の生活スタイルを変更して、ミニマリスト化は60%程度まで進めることができました。
具体的には、身の回りの不用品をメルカリで売り、紙の書類を全て電子化したことで所持品を大幅に減らしました。
今のメインツールは、ノートPC2台とiPad、iPhoneとワイヤレスイヤホンです。あとは書斎に置いているスタンドライトやティッシュペーパーなどの小物類が少々。とにかく使わない物はほとんど売るか捨てました
残りの40%は自宅や車などのデカい資産が対象であり、自分一人では変えられない部分なので、家族やお金との相談になります。
ここは時間がかかることを覚悟していますが、近いうちに前進し解決する予定です。

この記事のまとめ

現在、私の人生は大きく変化している最中です。
この先、本当に脱サラしてノマドワーカーになれるかどうかは自分次第です。

今回興味を持って調べたADDressというサービスを実際に利用する日が迎えられるよう、これからも変化を止めず日々考えたことを即実行し、憧れを現実にします❗️

最後までお読みいただき、ありがとうございました❗️




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