春めく空気と、本のこと
なんだか今日は空気が春めいていて、
暖かくなると自然と気分も浮き立ってくる不思議。
ああ、もうすぐ春なんだって肌で実感するような。
今日は数ヶ月ぶりに髪を切って、
髪を切るのにもとても良い日だった。
(3時間ちょっとかかるあいだ、普段は読まない雑誌を読む)
マスク生活が長引いたおかげで全然メイクをしてなくて、口紅の特集にちょっと見入ってしまう。
そうそう、色付きのリップをきのう買ったんだった。でも本格的にマスクを外すようになったら、新しい口紅も欲しいな。あとはチークとかハイライトとか、あれってどうやるんだっけ。
数年メイクをサボっていた分、お化粧の仕方をすっかり忘れてしまっている気がする。
頭が軽くなると、
毎度のことながら心も軽くなる。
(小説も少しだけ進む。3〜4月には初稿をあげたいなぁと思っているところ。書く時間を作るために、スクリーンタイムはなるべく控えるようにしてるこの頃)
今日見つけて、買ったのはこの本。
数年前に刊行されて話題になっていたけれど、しっかり読んだことはなかった。
日々の食事作りって本当にとても大変だから、こういう提言(一汁一菜でいいというの)は、
とても勇気づけられる。
普段、働いてる人たち(特に共働きの人)は、
毎日の献立をいったいどうやって決めているのだろう。
日々の食事に迷うとき、なんだか疲れ果てたとき、ふいにそう思ったりする。
この本を読んで楽になった主婦のひとたち、
ほんとうに大勢いるんだろうな。
文庫だから軽くて読みやすい。
日々の食事を味わうように、丁寧に読んでいこうと思う。
牛肉や豚肉の下ごしらえをするとき、
いつも思いだすのは谷川俊太郎さんの詩だ。
どんな食べ物も食卓に並ぶまでに、たくさんの人の手がかけられている。
生きていた動物の命に感謝することを忘れないでいたい。
そんなことを思いながら、
晩御飯作りにとりかかります。