これから、少しずつ
6日続けて高熱をだしていた長女がやっと平熱になる。ほんとうに長かった……
(病院でレントゲンと血液検査も受ける。比較的元気なものの、マイコプラズマ肺炎になっていた)
明日もう一度検査に行く予定。
欠勤もしたけど、たまたま仕事はあさってまで休み。あさってには登校できるといいな。
ほんとうに健康って大事だな、と思う。
(言うまでもないことだけど)
朝晩寒くなって、温かいお風呂に入ったりお茶を飲んだりするだけで幸せを感じるようになった。
寒くなるといつも飲むのは、ゆず茶。
大きなスプーンですくって、お湯に溶かすだけだから簡単だ。
無印良品のスープも見にいきたい。
(長女が登校したら買いたいなと思ってる。タマネギのスープとか、ミネストローネとか)
長女が寝ているあいだ、いつもはできない掃除をしたり、本棚の整理をしたりした。雑多に積みあがってた本が少しだけスッキリする。
基本的にひとりで過ごす部屋は無音だ。
換気のためにカーテンを開ける。
外の工場から聞こえる物音。
ときどき吹きこむ風。今日は曇りで、曇りの日はよけいに静けさが増す。
深まる秋の空気を含んでいる風だ。
長女は眠くなるのか、また眠っている。
6日間も高熱がでたのだもの。
身体が本調子に戻るには、もう少し時間がかかりそう。
抗生物質の粉薬がすごく苦いらしく、飲ませるのに毎回苦労した。チョコレートのアイスに混ぜているけど、それでも苦いみたい。
薬をぜんぜん飲まないの、わたしもそうだったなぁとふいに思いだす。
わたしも粉薬を飲むのが嫌すぎて、全然飲めずに親を困らせていた。小さい頃の記憶のほとんどは忘れてしまったけど、それはなぜか覚えてる。
残る薬もあと少し。
夜中に起きたり、ずっと子供を見守る生活をしていると、赤ちゃんの頃を思いだす。
あの時間があるようで全然なかった日々。
これはすごく観念的で、難しくて素敵な本だった。
愛するには技術がいる、ということ。
自分自身を「信じている」者だけが、他人にたいして誠実になれるということ。
ほんとうの意味で与えれば、かならず何かを受け取ることになること……などなど。
愛に関する考察と示唆に富んだ一冊。
ソローの分厚い本もここ数日で目を通せた。
これも人生の真理が書かれた本だと思う。
高校からわたしの小説を好きでいてくれる友達がいて、その子のために短編を載せてみた。
仕事には今週行けてないけど、やっぱりわたしは司書でいたいと思う。
司書兼作家でいたい。
最近、自分の物語を書いてることが大切だと思うようになった。
書きたい物語があって、少ない時間を割きながらそれを書けてるということが。
これから少しずつ、日常を取り戻していけたらいい。
そんなふうに思う秋。