冬支度と、本のこと
今日出かけたら、お店にクリスマスソングが流れていてビックリする。
季節感の速さに全然ついていけない。
感覚としては、今やっと秋が始まった気持ち。
(だって、10月もけっこう暑かったのだもの!)
やっと秋が始まったと思ったら、冬が同時に押しよせている。あとは年の瀬も!
クリスマスなんて、まだ1ヶ月以上も先なのに。そう思っているけど、明日から11月なのだ。
朝晩も寒くなって、急に冬に備えなければという気持ちになる。
しまっていた子供たちのアウターをひっぱりだして、(着られるか試さなければ)
久しぶりに自分の服も買った。
ワンピースと、ボア生地のカーディガン。
両方秋から冬にかけて重宝しそうなデザインで、それだけでも冬支度が少し整った気がしてる。
そう、年の瀬といえば大掃除とかも、あるんだっけ……
前に長男が受けた英検はなんとか合格していて、とりあえずホッとする。
9月のnoteにそのことが載っていた。
このときは、ぜんぜん勉強しないからヤキモキしていたっけ……
これから冬にかけて試験勉強や受験に挑む学生さんも、たくさんいるんだろうな。
何かに挑戦するって、美しいと思う。
大人になると、自分で決めなければ挑戦する機会もないから。たとえ結果がでなくても、挑戦すると決めて取りくむ姿が美しいのだ。
そこで得られた経験は何よりもかけがえのない糧になっていくだろう。
最近も、いろいろ読んでるところ。
一冊めは、タイトルに惹かれて。
すっぴんが自然に見えるメークの仕方とか、そういう話かと思えば全然違っていた。
これは、もはや人生訓。
パリジェンヌの生き方のこと。
まず第一に尊重すべきは自分自身なのだ。
たとえ小さな子供がいても仕事を優先する。
本人がそうしたいなら、そうしてしまっていいのだ。
(家事や育児はシッターさんや、外注でまかなって)
日本ではいまだに、
「母親なんだから〇〇しなきゃ」みたいな呪いが存在する。
(子供を優先しなきゃ、もそうだろう)
でも、それも決して常識じゃない。
普通ですらない。
国が変われば、常識なんて簡単に変わってしまう。ここまで母親に負荷がかかる日本の子育ての方が、非常識かもしれないのだ。
子育てする上で、自分を犠牲にする必要はない。パリジェンヌならハッキリそう断言するだろう。
だから見ていて清々しい。
著者と同じ驚きに打たれながら痛快ですらある。
同時に、自立した大人の女性とはどういうものか考えさせられる。
自分のために何も妥協しない。
何を言われても気にしない。
その意志の強さを見習いたくなる一冊だ。
並行して読んでいるのは、向坂くじらさんの本。
タイトルのつけ方が素敵だ。
夫婦間における愛の適温。
(そんなものがあるなら、ぜひ教えてほしい)
犬ではないと言われた犬。
(そんなことを言われたら犬は困惑するだろうな)
エッセイのいいところは、どのページからでも読めるところだ。
早起きするために早寝するから、少しずつしか読めないけれど。
言葉が見せる不思議、不可思議。
どうしようもない気持ち。
言い表せない感情の拡がりを、一緒に感じたいと思う。