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変化する日々
相変わらず真夏みたいに暑い。
エアコンの掃除をしたいと思いつつ、稼働しっぱなしだ。来週には少しでも涼しくなるといいのだけど。
ときどき、取りかえせない風景について考える。
たとえば大学の頃のこと。
なんだか大学の頃がいちばん「あんなこと一生やらないだろうな」と思うことをやった気がする。
公園で一夜を明かしたりとか。
(信じられないことに、ずっと喋っていたら夜が明けてしまったのだ。ずーっと話すことがあって、話し続けていたら空が明るくなって、話してるだけなのに朝がやってきた)
東京のバーで一夜を明かしたりとか。
(このときは友達と一緒だった。東京のバーは半地下になっていて、2階にダーツができる場所があった。薄暗くて、みんな大人だった。マッチで煙草を吸う人がいてビックリしたのを覚えてる)
徹夜は、もうできないと思うことのひとつだ。
仕事の日は朝が早いし、そうじゃなくても早寝してしまう。その方が圧倒的に身体が楽だから。
学生の頃も徹夜ばかりしてたわけじゃない。
でも、友達の家に集まってわいわいお酒を飲んだりはした。
そう言うとすごく青春みたいだ。
そのときは全然そんなふうに思っていなかった。だってそれが当たり前の日常だったから。
だから、どんなに平凡に思える毎日でも振りかえれば特別なんだろう。
たとえば今もそう。
子供たちとこの年齢で過ごせるのは今しかない。
今日は図書館に行って、長女と一緒に月見バーガーを食べた。もちろん月見パイも。
秋になると食べたくなってしまう。
まだ真夏の暑さだけれど、それはともかく。
月見バーガーを食べると、秋がはじまったような気がする。毎年食べてるから、食べないと落ちつかないくらい。
それから買い物をして、くたくたになって帰ってきて、アイスを食べて休憩した。
そんな日常は、学生の頃は考えられなかった。
いつかこの先の未来でも、今は考えられないような風景に出会うのかもしれない。
今年の秋で、司書になって3年。
もう3年という気持ちも、まだ3年という気持ちも両方ある。
まだ新人のつもりでいるけど、いつのまにかもっと新人の司書さんもたくさん入ってきた。
また新しいひととの出会いもあるんだろうな。
今の毎日だって、数年前(少なくとも3、4年前)までは考えられなかったのだ。
そのときのベストな選択が今に繋がっている。
とっても久しぶりにXをひらいたら、あまりの情報量の多さにうっ…となってしまった。
(5分眺めているのが限界という感じ)
その一方で懐かしくもあった。
Twitterだった頃は毎日のように眺めてたSNS。
今はnote のほうが落ちつくみたい。
それも、わたしのなかの変化。
ときどき立ちどまって、日々を振りかえりながら言葉を紡いでいけたらいい。