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新しい時代、声優交代劇。

今年は、「名探偵コナン」の安室透や、「機動戦士ガンダムジークアクス」にて、シャア・アズナブルも若い声優さんに交代する大きな節目になりました。

私の中では、「アムロを古谷徹さんが演じないなら、シャアもまた池田秀一さんでなくとも構わないのでは」という考えが浮き上がってきています。



実際に、草尾毅さんに交代した安室さんも全く違和感なくがないですし、「ジークアクス」のシャアを演じた新祐樹さんも同じく。




ただ、シャアに関しては「新さんでなくとも、他の若手でも変わらなかったのではないか」とも思います。池田秀一さんは特に独特の個性を持った声質だったので、もう少し「この声は、あの人だ」と明確になる人でも良かったかな。


「閃光のハサウェイ」で新さんが演じていた、偽物マフティ。


「ジークアクス」で初めてガンダムに触れた人達が、今「宇宙世紀ガンダム、富野由悠季版」アニメを配信で見初めて、「黒歴史」や「当たらなければどうということはない」が、ガンダムの富野監督によって生み出されたミームだと、やっと理解したという現実が不思議。

令和になって、ジークアクス鑑賞後に「Zガンダム」「ZZガンダム」をやっと視聴した新世代が一気に増えて、なんだか映画でシャアが語っていた「新しい時代のために」という言葉に、強いリアリティを感じるようになりました。

これから、日本アニメの長寿作品が続く限り「声優交代」とは逃れられない儀式になっていくでしょうし、もしかしたら良い時期に二つの作品の節目が訪れたのかもしれません。


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雲州鳩
マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。

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