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書籍『日本と世界の塩図鑑』
青山志穂 (著)
出版社 あさ出版
発売日 2016/11/1
単行本 184ページ
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目次
Part 1 まずは知りたい 塩の基礎知識
Part 2 知れば知るほど個性豊かな 海水塩、藻塩
Part 3 色どりが美しい 岩塩
Part 4 変わり種いろいろ そのほかの塩
Part 5 料理も暮らしも楽しくなる! 塩のおいしい使い方
内容紹介
塩を変えるだけで、料理の味が大きく変わるって知っていましたか?
塩を変えるだけで、塩分調整(減塩、適塩)が無理なくできるって知っていましたか?
塩を変えることで、味覚が育つって知っていましたか?
日本で買える塩の種類は、なんと4000超!!もあるって知っていましたか?
毎日使う塩なのに、知らないことって意外と多いですよね。
本書では、日本で買える245種類の塩の味、塩と合うおすすめ食材&料理、塩の楽しみ方、選び方を写真&データで紹介します。
また、塩には賞味期限がない、知られざる塩の使い方、健康法をお伝えします。
レビュー
「塩に関するおすすめ本を一冊」ってもし聞かれたなら、本書一択です。
塩にまつわる「基礎的なこと」から「ちょっと面白い情報」、充実の「比較データ」までが詰まっており、しかも「良質、且つ使いやすい塩」が厳選紹介されていて、トドメは「オールカラー」という充実っぷり。おまけに価格も安いという珠玉の一冊。
個人的に普段は、5~7種類の塩を使い分けて料理しているのですけれども、本当は10種類くらいに増やしたい&ブレンドもしてみたいという今日この頃。
というか、料理を美味しくしたいなら「調理器具」よりも「食材」よりも、まずは「調味料」を良質なものに変えるだけで2ランクくらいは美味しさがアップします(特に「塩」は重要)。
ちなみに今までかれこれ300種類くらいは塩を味見してきましたけれども「これ常備品にしたい!」って言うのはなかなかないんですよね(お値段含めて)。
でも×2、それがまた探す楽しさに繋がっていたり、探す過程で色々な事を知ることが出来たりで楽しい。例えば【「満月」の満潮時の海水のみを使用した塩】とかもあって、それにはちゃんとした科学的な理由もあり面白く、惑星規模のサイクルまでを実感できちゃったりします。
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