映画『あたらしい野生の地 リワイルディング』
2013年/製作国:オランダ/上映時間:97分 ドキュメンタリー映画
原題 De nieuwe wildernis
監督 ルーベン・スミット マルク・フェルケルク
予告編(日本版)
STORY
オランダ。オーストファールテルスプラッセン。
1960年代に干拓事業に失敗し、人の去った土地。
45年後、そこは「リワイルディング(再野生化)」していた。
レビュー
生態系の循環を断ち切ることの多い人間の営みについて思いを馳せつつ鑑賞すると、感慨深い時間を過ごすことが出来るのではないかと感じました。
最も好きなシーンは、定点にて「虹」の生まれゆく様子を捉えたシーン。
映画内にてたった15秒程のその画を撮影するために、一体どれほどの準備と時間を要したのか・・・
構図も色彩もほぼ完璧で美しく、一生忘れないであろう記憶となりました。
また個人的に「17世紀オランダ絵画」に強く惹かれているため、オランダの空の様子を豊富に鑑賞出来たことは、嬉しい収穫となりました。
現在のところ本編は、YouTubeにて視聴可能となっております(日本語訳無し)。
※上記した「虹」の場面は43:08~となっております。