【 球 】


人と話すと自分の球が触れ合うかんじがします。
激しくぶつかったり
優しく撫であったり
そんなかんじ。

ひとによってちがうから
トゲトゲのひともいれば
ツルツルのひともいる
すぐに傷がつく素材のひともいれば
傷つきにくい性質のひともいます。

ふわふわで形がない感じ
触れやすいけど感触もあまりない感じ

接触するひとによって
性質も形も変化できるけど
核となる部分はかわらなくて
変化する形によっては核の形とあわなくて
触れ合う人の思う形にならないときもある
けれど、その時に初めて核の形がわかります。

もともとの形がないふにゃふにゃな球と
いろんな形ができる球だから
ふれあいに決まった型がなく執着がなくって、
お互いのちょうどいい形を探している途中です。

核の形がしっかりしているから
あの人の形に頼ってしまいがちです。


だけど
「好きなかたちを探していいよ」
と、言ってくれたから
ゆっくりゆっくり時間をかけて
自分の核、すきな触れ方
お互いの接触具合を測っていきたい。

いつも
あの人はぶつかった時言ってくれる
ベストな型を探しましょうって
そういうことか。
ようやく納得出来ました。

今日も、わたしは
あの人と探しています。

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