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ライブや何かを見に行った話

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感想など色々。
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#音楽

のん「PURSUE TOUR - 最強なんだ!!! -」Zepp Haneda公演を観て

のん「PURSUE TOUR - 最強なんだ!!! -」Zepp Haneda公演を観て

ずっと観たかったのんさんのワンマンライブ、自分の中で上がりに上がった期待値を登場の瞬間で超えてくる最高の時間でした。
ロックでありつつも言葉が明瞭に伝わる歌唱力、気持ちが沸き上がるギターテク、でも一番はそういう技術面ではなく、私はここで歌いたい、誰にも邪魔はさせないんだという圧倒的な表現欲求。
それはビジネスでは測れない純粋なアーティストとしての姿勢。
これをやりたくて踏み出して、そして現在の輝き

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東京女子流のノンストップライブを観ました

東京女子流のノンストップライブを観ました

数年前から「噂は聴いている」状態だった東京女子流のノンストップライブ、衝撃的に凄かったです…。
間違いなく日本のガールズグループの1つの完成形。
毎回通っている方々はある意味では見慣れているのかもしれないですけど、想像以上にとてつもないレベルでした。
僕は女子流の曲の全てを知っているわけではないのですが、初めて触れる曲でも歌詞がはっきりと伝わるボーカル力。
無重力を思わせる浮遊感がある繊細なステッ

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今年観た音楽ライブ

今年観た音楽ライブ

MAPA・アップアップガールズ(2)ツーマン
原田珠々華さんカフェライブ
TOKYO PINK FES!
ゑんらワンマン
I’sワンマン
虹のコンキスタドール武道館
TOKYO PINK FES!2
FIOReNIGHT★ -末永香乃生誕SP!!-
武藤彩未さんワンマン
TOKYO PINK FES!3
may in filmワンマン
TOKYO PINK FES!4
Ilieワンマン
may i

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武藤彩未さんワンマンライブ「Release Party 〜glitter beat〜」を観て

武藤彩未さんワンマンライブ「Release Party 〜glitter beat〜」を観て

ステージに立つ人の「ライブが楽しい」「もっと歌いたい」という感情に勝るものはないと改めて思う武藤彩未さんのワンマンでした…。
個人的には帰国後のフリーランス時代のライブも思い出しました。
留学前のアミューズ時代の曲が入っても全く違和感がないのは、これまでの音楽への姿勢が全くブレていないからですよね。
どんな時にもバンドと共に歌うことにこだわり続けたのも今に繋がっていますし。
歌手として着実に進化し

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「may in film 2nd ONEMANLIVE -blueprint-」を観て

「may in film 2nd ONEMANLIVE -blueprint-」を観て

may in filmは「もしも現役バリバリのバンドマンが本気でアイドルを作ったら」という実験のようなものだと思っているのですが、今回のワンマンは早くも、凄い領域まで来ていましたね…。
バックバンドと呼ぶにはあまりにも華がある最前線なメンバー。
その演奏だけで大きな価値があるライブ。
そんな豪華バンドの音の力にも全く負けていないメンバーの皆さんの凄さ。
パフォーマンスにはバンドのボーカリストにも近

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「武藤彩未 Birthday Live Tour 2022」東京公演を観て

「武藤彩未 Birthday Live Tour 2022」東京公演を観て

武藤彩未さんのバースデーライブ、2022年に「宙」が聴けるとは思わなかったのでかなり驚き熱かったのですが、単なる懐かしさではなく、最新曲とも調和した作品として進化していたのが凄く良かったです。
今の道のりに自信と手応えがあるから、このタイミングで自然に入れられたのではないでしょうか。 
留学→退社→帰国後のフリー時代の活動の中で生まれた「音のような言葉」を久々に聴けたのも嬉しかったですね…。
アミ

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原田珠々華さんのカフェライブに行って

原田珠々華さんのカフェライブに行って

原田珠々華さんのカフェライブに行ってきました。
少し前まではMCが苦手だと言っていた原田さんでしたが、観客を適度にイジったり、演奏のミスを笑いにしたりと、曲以外でも無理なく自分を出せるようになっていることが伝わり、今回のツアーを通じての成長を感じました。
僕は原田さんの「Sixteen」という曲を聴く度に、歌詞に自分のその時の状況や想いを重ねて熱くなっているのですが、今回もまたこれまでとは違う感情

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MAPAの「アイドルを辞める日」に出会って

MAPAの「アイドルを辞める日」に出会って

アイドルはいずれ辞めるもので、卒業の哀しみはそこそこに、はい、新メンバーですね、誰を推しましょうか、みたいなことが引け目なく堂々と行われるようになっていて、ステージに立つ側にもそれを織り込み済みな人も増えてきていますけど、いや、そんなんじゃないだろうアイドルって、人生って、という想いをずっと抱えていて、いとも簡単に出会いと別れのサイクルを受け入れている人達を横目で見ながら、いや、それはあまりにも子

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Ilie tour 2021 “omajinai” 恵比寿 LIQUIDROOM公演を観て

Ilie tour 2021 “omajinai” 恵比寿 LIQUIDROOM公演を観て

Ilieのライブにはいつだって歌詞の中にもMCにも「本当の言葉」しかないんですよね。
サクライケンタさんがアーティストとして紡いだ曲の世界と、金子理江さんが日々で感じたことを、想いのままに語るMC。
二人の間に通じているのは、この世の中で息苦しく、膝を抱えて生きている人達が1人残らず、明日もまた歩んでいけるように、あるいは、そのままうずくまっていてもいいから、みたいな気持ちが伝わってくる、妖精のよ

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may in filmの1stワンマンライブを観てきました。

may in filmの1stワンマンライブを観てきました。

may in filmの1stワンマンライブを観てきました。
手練のプロデューサーが圧倒的な存在として君臨し続けるアイドル界ですが、僕はそこを突破できるのはアイドルと世代の近い作り手だと思っていて、だから若手バンドの注目株だったHalo at 四畳半で活躍していた20代の白井さんがプロデューサーの道に進んだ時は期待しかなかったのですが(しかもアイドルへの愛が元々深い)、お披露目に続いて更にその気持

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