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インプットと、アウトプット。もの足りない感覚を満たす、2つのアクション
インプットとアウトプットの学び
学びは、インプットとアウトプットと言われることが多くあります。
英語学習だとわかりやすいですよね。
英単語を覚えたり、リスニングをするインプット。
発音をするアウトプット。
でも、これだけだと、なかなか身につかないなぁ…
そんな実感ありませんか?
たぶん、多くの人はそれに気づいています。
ただ、インプットしても、
ただ、アウトプットしても、
自分の中を、スルーしていくだけ。
たしかに「何か」が残る感じはありますが、
身についた感じがしません。
これはなぜだろう?
何かが足りない感じが、しますよね。
そんなもの足りない感覚を満たす、2つのアクションについてお話します。
人は、反応が欲しい
アウトプットした時に、何も反応がないのは、アウトプットした感じがしませんよね。
ただ静かな部屋に、声だけが響いていても、ちょっと寂しい。
つまり人は、反応が欲しいのです。
もしミュージシャンが、ガラガラの会場と、満席の会場とでライブをしたら、きっと満席の方がいいパフォーマンスができますよね。
ミュージシャンはプロですから、ガラガラでも努力するでしょうが、満席のほうが自然と良い結果が出せるはずです。
つまり、反応する相手、反応がある状態があれば、自然と良い結果が生まれるのです。
私が活動するコモンビートのミュージカルも、やはりキャストができるだけ多くの人で埋まった会場でパフォーマンスをするほうが、良いエネルギーが届けられると思っています。
もちろん、多くの人に届けたいという想いもありますので、それが多く目の前にいて、そして反応があったほうが嬉しいですよね。
ただ、もちろん、たくさんの人がいても、無反応というのは、更に辛いですよね。
満席なのに、全く反応しない・・・・1番キツイ状態ですよね💦
学びの機会も、活動の機会も、いずれの場合にも、人は反応を少なからず求めていて、それがあると、やったことが受け入れられて、感情と結びつき、記憶や経験といった形で身についていきます。
だから英語でも、ただ発音しているよりも、会話をしていくことのほうが身につくというのは、そういうことなんでしょうね。
インプットされたものをアプトプットしていくものとリアルタイムに繋げ合わせていくことで、実践の効果が高まっていきますね。
反応を英語でいえば、リアクション。
インプットを、アウトプットしたときの、リアクションが大切なのです。
振り返りが大切
何かのインプットやアウトプットをしても、1回限りのことを身につけるというのはなかなか難しいものです。
たとえばセミナーに参加をしたり、ワークショップをしても、やりっぱなしで楽しかったという感情だけが残っても、身についたという感じがしません。
時間という流れの中で、私たちはその流れの速さについていくことに意識のほとんどが持っていかれます。
映画を見ても、音楽を聞いても、セミナーに参加をしても、
その瞬間に集中をしています。
他に意識が囚われない、そのフロー状態はとっても大切なのです。
ですがフロー状態だけで終わると、流れていってしまいます。
だから、ストックしないといけません。
つまり、記憶や感情として、振り返りをすることになります。
多くの場合、それがアウトプットという形になります。
人と感想などをシェアすることによって得られるリアクションを通じて、自分の中にストック(定着)されていきます。
この振り返りのことをリフレクションといいます。
日本語では内省ともいいます。
自分を客観的に観察をして、
どんなことがインプットされ、どんな感情をもったのかなどをふり返ります。
人からのアウトプットや、リアクションなどを通じて、更に自分のことを客観的に受けとめられる、ということも大切です。
リアクション、リフレクション
カタカナばかりが続いて、混乱しそうですが…😂
①インプットしたものを
②アウトプットし
③リアクションがあることよって効果を高め
④リフレクションで身につく
こんなサイクルで学びが深まっていきます。
本も、YouTubeも良いですが、やっぱり人と会って学ぶ機会のほうが、早く身につくと思います。
ですから、学びの場というのは、お互いがつくるものです。
私たち自身も、人からのアウトプットにリアクションすることで、相手の気持ちを高めてあげる、お互いの学びの効果を高めていくことができるのです。
あなたのリアクションは、ひとつのアウトプットであり、リフレクションにもなるのです。
毎週いろいろなzoomを主催したり参加したりしていますが、画面オフで反応が何もない中で話をするのは、辛いなぁ〜と感じています。💦
ここに居るよ、見てるよ、
そんな風に画面をオンするだけでも、違いますよね。
リアルな会場であれば画面オフなどできないのですが、オンラインというのはそれができてしまう特殊な空間なのです。
私たち自身も、リアクションという形で、場をつくっていくことができるのです。
ぜひ、リアクション、リフレクションを活用してみてください。