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かんたんすぎる詰将棋18

こんにちは、きょうも ごらんくださり、ありがとうございます。
では、さっそく、きょうの詰将棋を考えましょう。

問題は、下の図です。

かんたんすぎる詰将棋18(重松孝 作  1手詰)


さて、どうですか?

自分で、考えましょう。

おちついて、よくみる。

だいじです。



王は、どこにありますか?

攻めの駒は、どうなっていますか?
どこにあって、どこにきいていますか?
(どこにうごけますか)

守りの駒は?
どこにあって、どこにきいていますか?

よく、みましょう。



できましたか?

たとえば、詰将棋は王手(相手が何もしないと、つぎに王をとれる)をしないといけませんが、一手目に1三金だと、
相手はどうしますか?

そうです。同玉ととります。

これは、ただで金をとられただけです。


詰めるには、相手の王がとってきたときに、
とりかえせることがだいじでしたね。


ということは、どういうことですか?


それは、・・・・


とってきたら、とりかえせるのですから、・・・


攻めている1枚の駒がきいているところでなく、2枚の駒がきいているマス目で王手をすることになりますよね。


ということは、・・・

攻めている2つの駒がきいているマス目は、・・・


そうです。

2四ですよね。


1枚目の駒が2四へ行く、相手の王がとってくる、すると2枚目の攻め駒で、王をとれる!


じゃあ、どうすればいいのでしょうか?


よく考えてみましょう。


正解は、

2四角成りの1手詰
です。


2四金も良さそうですが、これでは、詰みませんね。


えっ、でも、同玉と とれば、詰むじゃないか。

そう思う人もいるでしょう。


けれど、攻めているあなたも勝ちたいのと同じように、相手も勝ちたいのです。


あなたがすばらしいように、相手もすばらしい。


こちらの都合のよいように、相手は動いてくれません。

相手は相手自身の一番いい手を指します。


では、相手の一番いい手とは、・・・


それは、1五玉と にげることです。

このあと、どうしましょう。


そうです。

もう詰みません。


ということで、王が にげられないように、
2四角成りと行きます。


王は、にげられません。


2四の馬をとっても、同金と 王をとられてしまいます。


なので、2四角成りで詰みです。


相手に駒をとられないときは、強い駒で王手をするのが基本です。


下の詰め上がり図をごらんくださいね。

かんたんすぎる詰将棋18  詰め上がり図

そして、詰んでいることを味わっておたのしみください。


きょうは、このへんでおしまい。

じゃあ、またね。

いつも笑顔のふふふのふーちゃんは、いつもあなたを応援しています!






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