かんたんすぎる詰将棋11
さあ、きょうも詰将棋を考えてみましょう。
問題は、下図のかんたんすぎる詰将棋11です。
さて、どうでしょうか?
まず、よく見る。
どの駒がどこにきいているのか。
王はどこにあるのか。
攻め駒も守りの駒もよく見ましょう。
将棋で手を考えるときは、攻める側の手だけでなく、
相手の手を考えることもだいじです。
その先を考えることもだいじです。
さて、どうでしょうか。
じっくり考えてください。
解けましたか?
さあ、そろそろ正解を言いましょうか。
正解は、・・・
2三銀成りまでの1手詰
です。
2三歩成りだと、相手の香車や桂馬などにとられると、詰みません。
2三銀成りも、相手にとられそうなので、これも正解ではないと考えた人もいるでしょう。
よ~く、見てください。
2三銀成りと行くと、どの駒が王手をしているでしょうか?
それは、今、銀が成った2三の成銀(銀が成ったのでこのように言います。うごきは金と同じですね)とあと一つ、王手をしている駒がありますよね。どの駒ですか?
そうです。
4二にある飛車が王手をしています。
この二枚の駒で王手をした、この王手のことを両王手(りょうおうて)と言います。
相手は、守っている金、桂馬、香車の駒で、2三の成銀をとろうとしますが、どの駒で成銀をとっても、飛車の王手を防ぐことはできません。
なので、詰んでいます。
ということで、
正解は、
2三銀成りまでの1手詰
です。
今回は、みごとな両王手が決まり、詰めることができました。
それでは、きょうは、このへんでおしまい。
じゃあ、またね。
いつも笑顔のふふふのふーちゃんは、いつもあなたを応援しています