マガジンのカバー画像

田んぼづくり〜お米が採れる人になる様子

12
微生物を活かした有機栽培でお米を栽培。 畑を田んぼに作り替えるところから始まった、サンシャインファームの「お米プロジェクト」。 田んぼ初挑戦の著者が、「お米が採れる人」になって…
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

稲刈り・ハザかけ・脱穀・籾摺り

稲刈り・ハザかけ・脱穀・籾摺り

梅雨明けから約1ヶ月。

台風も二つほどかすめましたが、被害はほとんど無く。
夏真っ盛り、7月中旬頃の稲刈りになりそうだと、日程をひとまず7/9に決定。

7/2、稲刈り作業がしやすいように田んぼの水を抜きます。  
低水位よりも低い、全排出です。

そして、予定通りの7/9。
稲刈りです。
集まってくれた人たちと一緒に、鎌を持って田んぼに入ります。。

感無量です。。。。

突然の雨にも耐えられ

もっとみる
収穫まであと少し。梅雨明けの田んぼ。

収穫まであと少し。梅雨明けの田んぼ。

現在2022年12月17日。
今年の秋は天気がかなりおかしい。
今年の秋というより、ここ数年か。。。

11月から12月の雨が多すぎ。

まるで梅雨のようです。

そう、今年の梅雨も、雨の多い晴れ間の少ない長い梅雨でした。
長さは「平年並み」な感じでしたが、雨が多かった。
豪雨もあった。
今までも「豪雨」はあったけど、今年は特に強烈だった。

「農」にとっても厳しい環境になっていくんだろうなぁって

もっとみる
出穂と中干し。水位の調整と2度目の追肥。

出穂と中干し。水位の調整と2度目の追肥。

出穂。
「しゅっすい」と読みます。

読んで字の如く、穂が出ること。

ヤゴからトンボが現れる頃。

穂からは花が現れて。。

最初の追肥を終えて、水位を上げてからは大雨で水が溜まりすぎないように、排
水口の高さでオーバーフローする水位を調整。
それでも記録的な豪雨など、今年の春先〜梅雨の天気には悩まされました。

水を管理して、たまの草取り。
気にはかけてるけど、世話はほとんどする必要がない感じ

もっとみる
田植え後、追肥と水位の調整

田植え後、追肥と水位の調整

水田での稲作、第一歩を踏み出した2022年3月26日。
苗が小さな活着前は、水かさが上がり過ぎないように、排水口の高さと井戸水の給水量、降水量にも気をつかいながら慎重に水管理。苗が水没したり、浮いてしまっては元も子もありません。。。

補植もしながら、活着を待ちます。

コレは無事活着したなと感じたのは、4月11日頃。
田植えから約2週間後の苗は、かもしだす雰囲気も違います。

さらに1週間ほど経

もっとみる
稲作の旅の第一歩。田植え。

稲作の旅の第一歩。田植え。

お米。

自給自足を目指す僕にとって、主食のお米を採れるようになることは、10年来の目標でした。

借家にも関わらず、自宅の庭に穴を掘り、ビニールシートで水を溜めて作ったミニ田んぼを何度か作ったりしました。
何の知識も経験も無く始めた「庭田んぼ」でもお米が採れ、稲の生命力に驚かされたものです。

そして今年、畑を掘るところから始めた「9坪田んぼ」。
米農家の先輩に一から教わりながら、初めての本格的

もっとみる