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稲刈り・ハザかけ・脱穀・籾摺り

梅雨明けから約1ヶ月。

台風も二つほどかすめましたが、被害はほとんど無く。
夏真っ盛り、7月中旬頃の稲刈りになりそうだと、日程をひとまず7/9に決定。

7/2、稲刈り作業がしやすいように田んぼの水を抜きます。  
低水位よりも低い、全排出です。

そして、予定通りの7/9。
稲刈りです。
集まってくれた人たちと一緒に、鎌を持って田んぼに入ります。。

感無量です。。。。

自分で植えた苗を。。。


ハザかけ用に、ワラを使ってまとめます

突然の雨にも耐えられるように、ビニール屋根の下にハザかけして乾燥させます。

黄金色

皆さんご存じの「ヒトメボレ」と、沖縄在来種の赤米「アハガラシ」。

ヒトメボレ
アハガラシ

稲刈り後は天気も良く、順調に乾燥したので、1週間後の7/16日。
脱穀→唐箕(とうみと読む。風で籾殻・米・ごみを選別する)→籾摺り(もみすりと読む。籾殻を外して、玄米の状態にする)までを一気にやってしまいます。
帰りには少しの玄米を持って帰っていただきましょう。

足踏み脱穀機。まずはお手本。
先生以外はみんな初めてです。。
シンプルな仕組みだけど、脱穀できてるー!

唐箕で選別。。
これ作った人、すごい。。。ものすごく考えたんだろうなぁ。。。。

かなりチリが舞います

籾摺りは、電動で。
入れれば出てくるタイプ。

で、仕上がったのがコチラ

ヒトメボレ玄米
アハガラシ玄米

アハガラシがあまり赤くなかった。。
けど、両方とも美味しくいただきました。
自分でつくったお米。。。やっぱり格別です。

両方合わせて、モミで8kg。米で6kg。

この後、予定では一度リセットして餅米を。。。。となっていたんですが、ひこばえ(刈り取った株からそのまま生えてくるもの)での生育を続けてほしいとの上司からのリクエストに応えて、そのままひこばえ栽培で2期目に突入。

稲刈りの高さ(ひこばえ栽培の場合、膝くらいの高さで稲刈りをする)などひこばえ栽培を意識せずに作業を進めていたのと、1期目が終わって少し気が抜けていたのか、夏の暑さのせいなのか。。。
2期目は収量もグンと下がって、モミで2kgほどを10/8に収穫、1週間後10/15に脱穀→唐箕→籾摺りをして、1.5kgほどの玄米になり、1期目と合わせるとモミで10kg、米で7.5kg。

目標には少し届きませんでしたが、1期目出穂後の長雨なども考えれば、上出来できとしましょう。初めてだし。
来季の糧とします。

お米は手伝いに来てくれた人、農場のスタッフと分けあった後、ヒトメボレとアハガラシがそれぞれ1kgづつあるので、それを使って糀を立てたいと思っております。

2期目の収穫が終わったのが、10/8。
この記事を書いてるのが、12/20。
来月、1/14にはお米の種まき「種下ろし」をやる予定。

螺旋状に深まっていく稲作。
来季は田んぼも倍以上に拡張。

ご報告も遅れないようにしたいものです。。。


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