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2021年7月の記事一覧
【購読者向け】ゲーム開発者の方にレビューの文句を言われたらどうするか?
ずいぶん前の話です。『MOTHER2 ギーグの逆襲』に大きな影響を受けたであろうインディーゲームを遊んだら、ちょっとあんまりだったので(特にオチが)、Steamで個人的にレビューを書きました。
そのことを忘れかけていたころ、飲み会で知人のライターの方に「あのレビューを見て開発者の方が怒っていましたよ」と言われました。なんでもひとりで作ったゲームなのに『MOTHER2 ギーグの逆襲』と比較しないで
【購読者向け】インタビューの敵は「自分の声」だった
少し前の話になりますが、『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』のインタビューを担当しました。
このインタビューは綾部さんと長嶋さんのおかげで非常にスムーズに行えました。話を聞いたあとは録音からテキストにするわけですが、そこでふと思い出したことがありまして。
ゲームライターになりはじめたころ、実はインタビューの仕事がつらく感じることが多かったのです。具体的にどこが嫌
【購読者向け】「オラ夏」レビューで書けたことと書けなかったこと
IGN JAPANで『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』(「オラ夏」)のレビューを書きました。
レビューはけっこう膨大な仕事で、予算と時間の許す限りは全力を尽くして書いています。しかしレビューを書き終えると「この要素はきちんと書けたな」と思う一方で「あの要素は書ききれなかったな」と思うこともありまして。
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【購読者向け】続・「ゲームをいつ切り上げるか問題」と、究極のゲームライターになるには人外にならねばならんのではないか
前回は「ゲームをいつ切り上げるか問題」を取り上げましたが、これはなかなか難しいものでして。趣味なら序盤がつまらなかったら投げ出せばいいのですが、開発者に対する敬意とか、あえて序盤をつまらなくしている可能性とか、そのあたりを考えると投げ出すのも容易ではありません。
しかし同じゲームを一生やっているわけにもいかず、適切なところで見切りをつけねばならないのは事実。こちとら遊ぶべき・遊びたいゲームが渋滞
【購読者向け】仕事としてゲームをするときに発生する「ゲームをいつ切り上げるか問題」
『バイオショック 2 リマスター』を遊びました。僕はこのシリーズけっこう好きなのですが(1は何周も遊んだほど)、2はやっていなかった。「なんでだろう?」と思いつつ、Steamのセールで安いときに買ってみたのでした。
で、プレイしはじめて思ったのが「これ当時の僕の判断が正しいな……」というものでした。この『バイオショック 2』、前作を下敷きにいろいろな部分を拡張したゲームといえば聞こえはいいんです
【購読者向け】ゲームライターが寄稿するメディア、偏りがちな気がする
リアルサウンド テックで、ジョセフ・ファレス作品(『ブラザーズ : 2人の息子の物語』、『It Takes Two』)に関する記事を書きました。このメディアで仕事をするのはけっこうひさびさです。2年ぶりくらいですね。
フリーランスの文筆業として仕事している場合、いろいろなメディアで記事を書きたいものです。ひとつの取引先でたくさんの仕事を受注していると、もしそこの調子が悪くなったときに困ったりしま
【購読者向け】『ドキドキ文芸部プラス!』の(現段階の)翻訳がちょっとヤベえ話&本作から学ぶ「読みやすいノベル系アドベンチャー」
一見するとノベル系恋愛アドベンチャーのようだけれども、単なるそれだけでは済まない『ドキドキ文芸部プラス!』(『Doki Doki Literature Club Plus!』)を遊びはじめました。原作を遊ぶタイミングがなかったので、追加要素もある新Verが出たのは嬉しいですね~。
※家庭用ゲーム機版は10月発売予定。Amazonへのリンクはアフィリエイトになっています。
しかし、日本語訳がヤベ
【購読者向け】福満しげゆき先生の話から見るゲーム。ゲームのおもしろさも思い込みで変わる? 3Dアクションの変化を予言していた?
福満しげゆき先生の『妻観察日記』1巻が発売されました。最近Twitterで(妻のほうが)よく活動されており、過去作の電子書籍化もあって僕もいろいろと読んでいます。
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このマンガ、なかなか稀な題材で「結婚して20年くらい経ち子供もふたりいるけど、それはそれとして自分の妻が魅力的だ」と語る作品になっています。『僕の小規模な失敗』であんなに「バ