母の様子、初夏編
脳って歳をとって、認知機能が低下中でも少しづつ修復するのか?と、思うくらいに最近の母は調子が良い感じ。
万物が光にキラキラと輝いて生命力に溢れるような新緑が眩しい季節、人間も寒い冬を乗り超えてエネルギーが充ちてくる季節からかもしれない。
この春、息子が入学した大学の名前も1か月くらいで覚えたし、昔からの仲間との飲み会にも隣駅の居酒屋にタクシーでかけつけて、ビールを2,3杯飲んで参加していたし。(その仲間の内、二人は夫婦で癌になってはいたけれど今は元気だったので安心。日本人の二人に一人は癌って本当だわーと実感)
また、コーヒーのみに行く?と、天気が良い日に誘うと行く行くと軽やかな返事がLINE上でできるのである。
そんな事から、徐々に脳が修復されていたりして??と思わなくもないけれど、それとは逆に足腰は弱くなってきている。
リハビリを週二回やっているけれど、圧倒的にリクライニングでTVを観ている時間が多いからで、実際そうなんだけど。
ここは、無理やり、リハビリ以外に体を動かす動機、モチベーションが記憶に残らないからなぁーと、ちょっと諦めている。
そもそも、身体に良いことは理解しているけど、継続できない質で・・・。身体によくないと分かっているタバコもずーっと辞められずにいる(一度禁煙外来に行き辞めたけど、いつでも辞められるとわかったから今は辞めないという結論をだした)母なんで・・・。
電子日めくりカレンダーと『黄色のメモ』の存在
・電子日めくりカレンダーは、今日は何曜日?と常に忘れてしまう母には必須アイテムでテーブルに置いておくだけで、今日はいつ?と思った時に確認できるのでとてもありがたい。
・『黄色のメモ』は会社で時折大量に出る不要な紙(個人情報等書いてない紙)で、それを母の一日のスケジュールを書く紙として使用している。
これがない時は、朝起きて何か予定があるのか?ないのか?とても不安でよく電話で私に確認をしていたけれど、
『黄色のメモ』に9:30リハビリ、○○さんが来る、お弁当の配達あり等書いておくと、見通しがたって不安が減る様子。
日曜の朝のコーヒーは気分が良いのでたまに誘う
今日は少し暑かったけれど、まだ空気は乾いている気持ちの良い午前中に、コーヒーに行こと誘い出し、リハビリにもなるから、少し道中を一緒に歩いたら、ゼイゼイとして疲れた様子で、家に帰るなり、少し寝るわと言って、今日の予定だったお風呂には入れず。
来週の水曜日が往診の日だから、その日に入ればいいかと、緩く考え直してみる。決して決めつけない、どうにかなるし、しなければいけないことは薬を飲むことくらいと、とらえている。
更年期の自分にも、母にも、気持ち良く接する為には、ルールはあまりいらないはず(笑)