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【#1】アディクション支援の輪、広がれ〜!

はじめまして!公認心理師・臨床心理士をしているりいと申します。
就職当初からアディクション現場で働いており、現在はご縁があって依存症回復施設で働いています(ただいま出産のため仕事はお休み中)ずっと自分の考えや体験をアウトプットして、いろいろな人と共有できる場が欲しいなと思っていたので、出産前の時間のある時期にnoteをはじめてみました。拙い文章かもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
※基本的にアディクションという言葉を使用しますが、今回は依存症という言葉も交えます。


<自己紹介>

大学院を卒業した後は精神科病院の依存症デイケア(非常勤)をメインに、週1回発達支援センターで相談員(親御さんの相談、こどもの発達検査など)をしたり、母校の大学院の心理臨床センターでカウンセリングをしていました。その後、単科精神科病院に常勤として就職し、メインの配属は依存症病棟に。主に集団療法・心理面接・心理検査・他職種や他機関とのカンファレンスをしていました。
数年勤めた後、家庭の事情で移住をしなければならず退職。引っ越し後は総合病院の非常勤(主にHIV領域)+依存症回復施設の非常勤という働き方をしていましたが、妊娠を機に総合病院を退職。里帰りまで回復施設でカウンセリングを続けさせてもらっていました。


<noteの目的>

このnoteの目的はただ一つ
アディクション支援に興味を持つ人、携わる人の役に立ちたい!みんなもっとこの領域に来て〜!!気軽に話そ〜!!です(笑)

最初に勤めた現場はデイケアで1つ上の非常勤心理士の先輩はおりましたが入れ違いになることが多く、また心理業務を行なっている部署とはほぼ接触がなかったので、依存症支援に関わる心理士としてどう振る舞ったらよいのかわからず、心細さと孤独感でいっぱいでした。
デイケアのスタッフにはよく相談に乗ってもらいまいしたが、やはり心理の視点からの意見も欲しい。そのときに別部署に足を運び相談するけど「まずはお酒をやめるところからでは…」という回答で終わってしまい、私と関わりたくないのか…と悲しみに暮れたこともありました。これは院内で依存症の患者さんは扱いにくいから関わりたくないと思うスタッフが多かったこと、依存症の部署=扱いにくい患者さんの支援に熱心な物好きな人の集まりという認識があったことが影響していたのではないかと振り返って思います(ちなみにのちの職場でも同じ認識がありました)
初学者の私は依存症関連の研修を血眼のように探し、メッセージにくる回復者と信田さよ子先生の書籍から必死に学んでいました。はじめて心理士が集まる研修に出たときの感動は忘れられません。

ここ最近はアディクション臨床に興味を持つ心理士さんが増えたような印象があり(臨床心理士会・公認心理師会主催が研修を主催している影響もあるのかな?)職場でも「依存症について教えて欲しい」と言われることが多くなりました。すごく嬉しいのですが!教えるって難しい(・ω・`)

相談の大体がアディクションの方とのコミュニケーションの取り方に悩んでいるようでした。今この人にどう近づいたらいいのか、やる気なさそうだから放っておいた方がいいのか…お酒の銘柄が全くわからなくてAUDITが取れないとか、「なんかわがまま言い出したから来て!」のような相談もありました(笑)
こういうとき技術的なことではなく自分がこれまで出会ったケースや回復者の体験談を伝えていたのですが、ピンポイントにこれを伝えていくことに苦戦。依存症支援では1回の介入だけでは変化が起こらないことも多いため、様子を見ながら変化の時を待つという作戦をよく使うのですが、スピード感重視の急性期治療では、うまく行かないともう相談されなくなるなんてこともありました。

そこから、自分の体験や考えをまとまった形で発信して意見を交わせる場方法がないかな〜と考えるようになり、思いついたのがnoteでした。

アディクション支援は一つの病院・施設だけでは完結しないですし、当事者以外のサポートが必要です。なので全国様々な現場の心理士さんの力を借りたい!!(これ本当)
まだまだ勉強中の身なので、私も色々な人から学びたい。
noteを通じてアディクションに興味を持っている方、また同じ気持ちを抱いている方と関わりを持てたら嬉しく思います。


<その他>

ただいま妊娠中で今年出産予定です。楽しみですが、これから子育ても始まるのか…と緊張しております。ワーママ心理士さんの子育て・仕事の仕方についても情報が欲しい今日このごろ。
好きなことはライブに行くこと・カフェ巡り・旅行・野球観戦(ソフトバンクホークス強火ファン)です。お酒も大好きだけど今はお別れ中…

ここまでご覧いただきありがとうございました。細々と続けていきますのでなにとぞよろしくお願いいたします。Xでもゆるゆると発信しています。


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