本社オフィスを引っ越しました🚚
こんにちは。スリースタジオブログです。
企画・広報担当の塚本(@Riku.T)が執筆しています。
株式会社SREEは、relica(リリカ)という防犯カメラやIoTを開発、提供している会社です。
この度、我らが本社東京オフィスを引越ししました🎉🥳
引っ越しは先月2月10日、2月16日の2日間で行ないました。
オフィスと倉庫を統合することを目的に決定されました。
もともと名古屋本社時代、オフィスと自社倉庫は同じフロアにあったのですが、先立って本社オフィスは、東京(代々木)オフィスへ移転することが決定しており、それに伴い倉庫の在り方も検討されました。
その際、業務効率化を目的とし倉庫機能を独立させる案が浮上しました。検討の結果、自社倉庫ではなく物流倉庫へのアウトソースに決まったという経緯があります。
SREEでは、在庫保管に加えて流通加工を必要とするケースがあります。商品によっては、海外工場で部品製造のみを行ない、国内入荷後に組み立てをしたり、厳しい検査を実施するというわけですね。
一般のフルフィルメントやロジスティクスよりも複雑なため、委託時は流通加工もできる倉庫を調査しました。いわゆるプロセスディストリビューションセンター(PDC)というジャンルです。
調査の結果、最適な物流倉庫を埼玉県に発見しました。この時点で2022年下半期です。
これは今まで手を加えていなかった物流業務を体系化する良いきっかけになりました。組み立て方法やラベルの貼り付け、検査内容を手順書として整理し、社内の物流管理者と委託先の倉庫担当者に共有しました。厳重な管理の下、2023年5月から運用が開始されました。
運用開始当初から特段大きな問題はなく進んでいったのですが、これは物流業務単体で見た話です。
少々話は逸れますが、SREEの物流関連部門について紹介します。
物流セクションは、一般的に以下図1のように別セクションに囲まれています。
SREEでは、物流業務を調達/購買セクションと実務上の物流/ロジセクションにわけることができます。
ここで調達/購買と物流/ロジがそれぞれ関わる業務を簡単に洗い出してみます。
こうしてみると対象2セクションは、複数セクションの横断が前提に設計されているとわかります。図2の例では、他4部門が関わっています。
マーケ等の需要予測を元に生産計画を立案
営業や販売の情報を元に在庫コントロール
事務・システムから受注後、商品を発送
CSからクレームの受付があったら交換品を発送
営業や販売から物流上の特殊なリクエストがあったら対応
代表的な例を列挙しただけですが、守備範囲とそれを支える社内コミュニケーションがポイントになりそうです。
営業/販売セクションを中心にした場合、守備範囲で言えば対象2セクションよりも少ないのではないでしょうか。
これはSREEの場合、調達/購買と物流/ロジが同部門であるからです。上流工程、下流工程を網羅する必要がありますね。
とはいえ業務は基本受動的です。提案よりも受身が多いのは、事務・CSの次くらいでしょう。
これらを考慮すると、業務の性格において主体性が希薄になる傾向がありますが、一方で守備範囲が広いということは責任範囲が広いことも意味します。そして、それが地続きな場合、複雑に絡み合うことから能動性は無視できません。逆に言えば、コミュニケーションの部分的な欠落は、全関連セクションの業務品質低下に繋がる恐れがあります。
話を戻すと、倉庫機能を独立させたため今まで通りのコミュニケーションでは不足する部分が出てきました。特に、在庫コントロールやクレーム対応フローは必要以上にオンデマンドな情報交換を要求され、仕組み化できていない死角となるような業務が露呈しました。今まで、口頭ベースの社内コミュニケーションが割を占めていたということですね。
想定していたよりも業務効率化が進まず、かえって業務が増えてしまうケースが散見されました。
そんな中2023年年末、事業計画を整理するタイミングで本社東京オフィスを代々木から移動することになりました。この際、自社倉庫をインハウスし直す計画が持ち上がり、それに応じたオフィスを調査を進めたという経緯です。
倉庫のアウトソースは、コミュニケーションを可能な限りドキュメント化してからでも遅くはありません。
(名古屋時代、少々冷静に判断すべきでしたね…反省🐒)
唐突でバタバタでしたが、偶然にも適当な飯田橋の物件が見つかり年始早々引っ越しを実現できたというわけですね。
ということで…
搬出スタート!
搬入スタート!
引越し後
ということで、これからのSREE in 飯田橋もよろしくお願いします🙇♂
そういえば、新生活で引越しの多い時期と被っていますね。
新入生、新社会人の皆さん、おめでとうございます🌸
新しい環境に慣れるまで大変かと思いますが、私たちも同様です👍
早く慣れるよう共に頑張りましょう!💮
最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう!