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2024年振り返り〜いろいろ違った2人目出産
いよいよ2024年も終わりますね〜。
世の中では自然災害も含めいろいろありましたが、個人的な話に限れば2024年は次女の懐妊に始まり、出産と二児ワンオペ育児で過ぎ去りました。
長女のときは、トラブルゼロの妊婦生活からの緊急帝王切開という急展開でしたが(詳しくは下記記事)
予定帝王切開で生まれた次女のときは色々と違ったので、2024年の振り返りとして備忘録的に書き残します。
大変なものから小ネタまで…
1.いきなり切迫流産
2024年が始まってすぐ、妊娠検査薬に陽性反応。
さっそくクリニックに予約を入れて、「心拍確認できるかな?」とそわそわしていた当日の朝。
突然の出血が…
ワクワク感も吹き飛び、不安でいっぱいの初診に。
心拍は確認できたものの切迫流産と診断され、約1ヶ月の自宅安静になってしまいました。
仕事がほぼフルリモートで、数回の出社予定について代役をお願いすればなんとかなったのが不幸中の幸い。
食欲減退からの体重減少
自宅安静期間中はずっと気持ちが悪くて、食欲が減退していました。
不安な気持ちとつわりのせいかなと思っていましたが、後から考えると処方された薬の副作用だった気もします。頓服終了と同時に気持ち悪さが一気になくなったので。
1ヶ月ほどして自宅安静が解けたころの体重は、妊娠前よりも約4kg減ってしまいました(ただし、元々増えすぎていたのでトントン…?)。
2.逆流性食道炎
妊娠後期から胃もたれ&胸焼けが頻発。
もともと胃腸が弱くて慣れていたものの、就寝時の胃液の逆流がどんどんひどくなって…
臨月には枕にクッションを重ねて身体を半分起こし、右半身を下にしてなんとか寝ていました。
3.急性胃炎で総合病院送り
産休に入るまであと1週間ちょっとの、とある早朝のこと。
ギューッというみぞおちの激痛が周期的に訪れる。
過去にもときどき発生していたので、しばらくしたら治まるだろうと我慢していたものの、半日経ってもだめ。産科クリニックに連絡すると「今から来てください」と…
エコーで診ていただき、胎児や子宮には異常なし。
ただ胆嚢炎の可能性が否定できず総合病院へ送られ、色々な検査を受けた結果、「急性胃炎ですかね〜。逆流性食道炎は確実にありますね」ということでした。
点滴のおかげか夜には落ち着いてきたので、ガスターを処方されて帰宅。
胃痛の波をやり過ごすのに、長女の分娩で学んだいきみ逃しの呼吸法が大活躍したのが最大の学び(?)
4.体重が増えない!
逆流性食道炎やら急性胃炎やらであまり食べることができず、小分けに食べてがんばってもいまひとつ体重の増えが足りない。
あすけんのグラフも、目安の点線からどんどん離れていく…
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主治医の先生には毎回「赤ちゃんの発育は順調です、大丈夫ですよ!」と言われたものの、最後の検診では「もしかすると生まれたときに2,500gを切るかもしれないですね」と。
最終的にはかろうじて2,500は超えていたものの小柄で、「私が食べられなかったせいかな」と申し訳ない気持ちに…。
とはいえ私自身がかなり小柄なので、単なる個性の可能性も。
5.術前の緊張で血圧爆上げ
いよいよ予定帝王切開の当日!
手術台に上がってから、全裸で丸まって麻酔科医を待つ時間が長い。
看護師さんに血圧測定をされて「上がってますねー、緊張しますよね」と言われ、自分が緊張していることを知る。
長女のときは緊急帝王切開だったので、緊張する暇がなかったんですよね〜。
ジェットコースターも、落ちる前の「溜め」が一番怖い。あれと同じでした。
6.シン・逆流性食道炎。朝まで吐き続ける
午前中に帝王切開が終わり、夕方までに数人へ「無事に生まれたよ〜」と報告のLINEを入れたところまではよかった。
夜が近づくにつれて胃痛が始まり、胃酸が喉元までせり上がってきて、日が沈むころには黒いもの(胆汁)を吐き始め…
そのまま夜が明けるまで、1時間半おきに胆汁を吐き続けるという、謎の出産当日を過ごしてしまいました。
悲しみを感じる余裕すらない。
「これから頻回授乳が待ってるし、その前哨戦みたいなものかな〜?」とか考えてやりすごしたけれど、普通に頻回授乳より断然つらかった。
明朝からガスターの頓服が再開され、嘔吐は止まりました(胃痛は2〜3日続いた)。
もうガスターさまさま。
結論:胃腸にやさしく
逆流性食道炎の話はよく聞くものの、出産が終わったと思ったらそのまま一晩中吐き続ける話って、聞いたことありますか…?
私はなかった。
もっと比較にならないほど大変なケースがたくさんあるから、この程度の話があまり表に出ないのも当然かもしれないけれど、そうは言っても胃腸は常に労わらないとダメだなーと思い知ったのでした。
その他:小ネタ
体重増加の目安が変わっていた
そういえば、妊娠中の体重増加の数値目安が長女のときと変わっているような…と思ったら、最近見直されたようです。
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元の基準が厳しすぎたので緩和された、ということのようですね。
金銭的な負担は少なめに
4年前の長女の出産よりも持ち出しが少なく済みました。
補助券が使えず高額になりがちな初診が保険適用になった(切迫流産と診断されたため)
転職した結果、健保の付加金が増えた
東京都の子育て応援事業が始まった
特に子育て応援事業にはびっくり。妊娠で5万円、出産で10万円相当のギフト券がもらえる。
ものによってはAmazonや楽天より割安だったりして、本当に助かりました。
ほぼワンオペになっちゃった
長女の産後はちょうどコロナ禍、それも緊急事態宣言の頃で、夫も在宅勤務に。
夜のミルクを1回お願いして、夜中の1時ごろまで5時間ほどまとめて寝かせてもらっていました。
次女の出産にあたって「今回も産後は在宅勤務にして協力するよ!」と宣言して育休を取らなかった夫ですが…
「仕事もあるから夜のお世話がきつい」と早々にギブアップされました。前回は深夜にバトンタッチしたあと、朝の始業の10時ギリギリまで寝ていたようですが(知らなかった)、今回は長女もいて朝はきちんと起きねばならないので。
かといってお願いする時間帯を前倒しにしても、晩ごはんの準備や片付けの時間帯と重なってきて私の寝る時間に充てられず、意味がなくなってしまった。
そんなこんなで「もう夜のお世話、やらなくていいよ」となったら、夫は何やら在宅勤務をやめ、朝早くから夜遅くまで帰ってこなくなり、結局長女の保育園送迎も次女の夜中の世話も全部私が1人でやっているうちに夫の存在が無になってしまった。
あれ…?
これではまずいと、土曜日の長女の習い事をパパ担当にしたりして、休日には存在感を発揮してもらっています。
幸いだったのは、夜間の頻回授乳が前回ほど辛くなかったこと。
細切れ睡眠に慣らされて効率的に眠れるようになっているらしい。第二子だから?
なんだかんだ前向きに楽しめた
このようにいろいろトラブルもあったわけですが、全体的には妊婦生活も産後も楽しく前向きに過ごせた2024年だったと思います。
長女のときはほぼ不安とプレッシャーしかなかったので、気持ちの面では大きく違っていました。
もともと子どもがさほど好きでもなく、自分の子どもも別に欲しくなかった私がなぜ第二子まで望むようになったかというと、長女が明るく陽気なエネルギーを発散していることが大きくて。
そうして次女が生まれてみたら、顔はそっくりだけど特徴も苦労する点も違う。平日ワンオペで2人を見るのは大変だけど、それでもやっぱり楽しい。
長女には本当に感謝です。
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とはいえ疲れることも多いけど…職場復帰してからが不安だな…大丈夫かな…
大丈夫!来年もがんばるぞ!
みなさまも、良いお年を!