23.カフェインはドーピング違反にならないのか?
ハーイ、どうも🙂
今回もSPヤマトのアンチ・ドーピング講座へようこそ‼
さて、今回はコーヒー☕やお茶🍵などに含まれるカフェインのお話です。
「カフェインは興奮作用があるから寝る前には飲まない方がいいよ。」なんて話をよく耳にしますね。
”眠たいときにはカフェイン”
これは、受験生だけでなく、定期テストなどの試験前の生徒・学生には常識かもしれません。
車の運転中の眠気などにも、カフェインは有効のようです。
実際のところ、「SPヤマト」もテストのときには、「眠眠打破」や「メガシャキ」などカフェイン含有飲料にはとてもお世話になりましたし、運転中には、カフェイン含有のガムなどを愛用しています。
効果は個人差があるので一概に何とも言えませんが、「SPヤマト」の場合は睡眠時間1、2時間が続くと、3日目あたりからは、何を飲んでもほとんど効果を感じず、睡魔には勝てませんでした。
結局、「SPヤマト」には徹夜初日にしか効きませんでしたが、あなたにはどれくらい効果がありますか。
ひと昔といっても、第二次世界大戦後あたりまで遡りますが、日本では「ヒロポン」という薬があって、これを使うと眠気などから解放され、作業効率が上がったという話もあったようですが、現在は法律で規制されており一般には流通していません。
さすがに「SPヤマト」も、この「ヒロポン」は使った経験がありません。
話を戻すと・・・
こんな興奮作用があるカフェインですが、2022年現在アンチ・ドーピングのルールでは、禁止物質にはなっていません。
ただ、<監視プログラム>というカテゴリーに分類されており、WADAによってスポーツにおける濫用のパターンを把握するために監視する物質として指定されています。
このように現在のルールでは、禁止物質には指定されていないので、試合当日でも安心して☕コーヒーや🍵お茶を楽しむことができます。
これは、同じ興奮物質であるニコチンも同様です。
ニコチンも禁止物質ではなく、現在のルールでは<監視プログラム>に分類されていますので、試合当日にニコチンを摂取してもドーピング違反に問われることはありません。
至福の一杯がコーヒーというアスリートにとっては、あの芳香と苦みが気分を整えるのに必須のアイテムだったりしますよね。
将来的にはどのような扱いになるのかわかりませんが、2022年、今のルールではカフェインもニコチンも、安心して摂取することが可能です。
ただし、コーヒーの飲みすぎでトイレが近くなりませぬように。
コーヒーには利尿作用もあることをお忘れなく。
最後に<監視プログラム>についてもう一度おさらいしておきましょう。
監視プログラムに掲載される物質は、WADAが監視することを必要と位置付けた物質です。
禁止表に掲載されていませんので、当該年における禁止物質ではありません。
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