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【穴場企業80社リスト付き】企業監査の父に教えてもらった、穴場企業の探し方。

この記事はこんな人におすすめ

  • 安定した企業に入りたい人

  • 難易度が高い企業は受けたくない人

  • エントリー企業を探している人

突然ですが、皆さんは新卒就活の倍率をご存じですか?
ちなみに製菓メーカーのロッテの倍率は2000倍、明治グループが1500倍です。

267人受けて受かるのはたった1人です。自分の身の回りの人だけでなく、有名大学・体育会系・留学経験者と争ったうえでの267倍です。

実際に私の友人は食品メーカーで働きたいと、50社エントリーしましたが全滅でした。よくよく話を聞いてみるとどこも有名な企業ばかりでした。
結局その子は地元の食品とは関係のない企業に就職していましたが今でもずっと食品業界へのあこがれが消えないそうです。

食品業界の中でも有名なお菓子メーカーだけでなく、製糖に特化した企業や、BtoBのチョコレート会社など他にも選択肢はあったはずなのに、それを知らなかったため就活で撃沈してしまうことはもったいないと思います。
そんな人を1人でも救えればと思い、この記事を書きました。

でもみんなが知らないからこそ穴場企業なのであって、探すのはなかなか難しいです。
私は就活時代、2年間迷走に迷走を重ね200社以上の様々な企業について調査し、150社以上エントリーしました。
また、日本中の企業を監査している父から"穴場だけど有料な企業"とはどんな会社なのか、具体的にどの会社か教えてもらいこのリストを完成させました。下記のように各企業の情報や穴場ポイントをリスト化し、全138社まとめています。購入いただいた後もどんどん追加更新していく予定です。

挑戦企業だけでなく現実的に入れそうな企業を探している方にはぴったりの3,000時以上にわたるボリュームたっぷりの記事になっているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

【例】
不二製油
・企業HP:不二製油株式会社
・本社:大阪府
・油に関する原料・製品どちらも扱う会社のため仕事の幅が広い
・業務用チョコレートシェア日本1位、世界3位
・海外拠点も多いため、海外勤務も可能
・年収750万円
・穴場ポイント:BtoBがメインで本社が関西のため知名度は低いが。シェア率高く年収も良い

1.穴場企業のポイント

1-1.BtoB業界でシェア率の高い企業

シェア率の高いBtoB企業
シェア率の高いBtoB企業

安定した基盤を持つ業界/企業 BtoB業界での基盤が確立されている企業や、ニッチながらも安定したマーケットシェアを持つ企業が該当します。業績は安定しているものの、それほど一般的には知名度が高くない分野が多いでしょう。

竹本油脂・・・紡糸用油脂油剤世界シェア59%
ペガサスミシン・・・ミシンの世界シェア40%

1-2.本拠地が地方にある

本拠地が地方にある
本拠地が地方にある

地方資本や伝統企業 一部の優良な地方資本企業や、長い歴史と伝統を持つ老舗企業にこの傾向が見られる可能性があります。知名度は低くとも、安定した経営を維持しています。

各地方の経済産業局サイトで紹介されていることが多いです。

1-3.参入障壁の高い仕事

参入障壁の高い仕事
参入障壁の高い仕事

ユニークな専門性を持つ 特殊な技術力や専門知識を強みとしており、代替が利きにくい独自の価値を提供できる企業です。ニッチだが高付加価値なサービス/製品により安定収益を上げています。

三愛オブリは羽田空港の給油業務を長年独占しているなど、他の企業はなかなか参入しづらい部分で地位を確立しています。

1-4.ホワイト企業の子会社

ホワイト企業の子会社
ホワイト企業の子会社

有名なホワイト企業の子会社は、福利厚生や社内制度が親会社と同じことが多いです。
人気な親会社はみんな知っていてライバルが多いですが、子会社・孫会社の場合は倍率が低いわりにホワイトなことが多いです。

2.穴場企業の探し方

2-1.「県名+企業」で検索

「県名+企業」で検索すると、その県ごとの優良企業を検索することができます。全国では無名だとしても、その土地では強い力を持っているニッチな企業を探すことができます。
また、本社がそこにあるだけで他の県に支社がある可能性もあるので、47都道府県全部確認してみましょう!

2-2.業界地図のBtoB業界ページで探す

有名な親会社から連結子会社をたどる

業界地図では各業界の力関係などが簡潔にまとめられています。
1つ1つの企業を調べていくと時間がかかりますが、図の中の下の方に書いてある企業などで思わぬ穴場企業に出会えるかもしれません。
一旦図の中で気になる企業に印をつけて、詳しく調べてみましょう。

2-3.親会社からたどる

年収が高い・福利厚生で有名な親会社を見つけて、そこから子会社を探してみましょう。
また、親会社と子会社は同じ業界とは限りません。例えばソニー銀行があるように親会社と子会社で違う業界なパターンもあり得るため、業界が違うからと諦めずに探してみましょう。

おススメなグループ
・ソニー
・トヨタ
・NTTデータ
・NTT
・伊藤忠

2-4. 企業ランキングや賞から探す

一般的な「年収ランキング」「人気ランキング」では倍率の高い有名企業が多いため、穴場企業探しには向きません。
経産省の行う賞や雑誌の企業ランキングなどを参考にすると、普段目にしない企業との新たな出会いがあるかもしれません。

おすすめランキングや賞
・3年以内離職率の低い企業
・女性の働きやすい企業(女性が働きやすい企業は男性も働きやすいです)
・グッドキャリアカンパニーアワード
・ホワイト企業アワード
・デジタルトランスフォーメーション銘柄
・ディスクロージャー優良企業賞
・日本DX大賞
・日本オープンイノベーション大賞
・ものづくり日本大賞
・MM総研大賞
・HRテクノロジー大賞
・安全衛生有料認定 ホワイトマーク

2-5. 書籍から探す

書籍では知見のある方がその人ならではの感覚で企業をセレクトしてくれています。校閲がある分ネットよりも信憑性の高い情報がゲットできます。

おすすめ書籍
①週刊ダイヤモンド
時々に合わせて今来ている企業を紹介してくれます。
業界に絞った特集などもしているため、バックナンバーを見てみてください。

②週刊東洋経済
経済の動向についても説明しつつ、各業界の内情なども事細かに解説してくれます。

3.筆者おすすめの穴場企業

こちらのエクセルに100社以上のまとめました。
知名度が低いわりに好待遇、将来性のある事業をやっているなど様々なポイントでおすすめの穴場企業をセレクトしました。
・年収
・従業員数
・事業内容
・拠点
・穴場ポイント

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