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「年金暮らしでもお金をかけずに栄養がとれる最高の食べ方大全」を読んで

「年金暮らしでもお金をかけずに栄養がとれる最高の食べ方大全」読了しました。図書館で「年金暮らしでも~」のタイトルに釣られて手に取り借りてみると、まさかの新刊でした。

この本では添加物や産地、加工方法等には触れていません。安心安全な食材を探すというよりも、栄養バランスを過不足無く、お金をかけすぎずに無理なく摂取する方法メインの内容でした。それだけに、普段読んでいて使わない食材にも触れられていて新鮮でした。

健康長寿には多様な食品から必要な栄養を摂取する、いわゆる「多様食」がおすすめなのです。

「年金暮らしでもお金をかけずに栄養がとれる最高の食べ方大全」

この多様食を摂取するのに覚えやすい「さあ、にぎやかいただく」。私は「まごはやさしい」で覚えていたんですけれど、今はこちらも推奨されているとのこと。

調べてみると、あちこちの自治体の啓発コンテンツに掲載されていました。高齢者のフレイル(加齢による心身機能低下)予防に有効です。

さ(魚)・あ(油)・に(肉)・ぎ(牛乳)・や(野菜)・か(海藻)・に・い(芋)・た(卵)・だ(大豆)・く(果物)の10の食品群、この中から1日群を目標に摂取する。ところが「食事作りがめんどう、生活のやりくりが厳しい」等からの偏食でなかなか難しく、自分で気づくためのチェックシートも掲載されています。

また、各郡ごとにどのような栄養が摂れるか、どのような疾病を予防するかにも触れられています。お財布に優しいやりくりの工夫も。

ただ、最後の章のレシピ集は少し難易度が高いかな? と思いました。そううそう常備してる食材ではなく。自分の食生活ってや食材買い物時とレシピによる習慣のクセがあるのかもしれないな、と反省です。

特にできていないのが野菜摂取量。推奨量には多分届いていません。火を通すとカサが減るとはいえ、気を付けて行きたいなと。

実は20年程前10品目を食べましょう、という知識を聴いたときに、「無理ですうぅ」と完全に諦めておりましたが、自己点検から改善を図るという、この本のやり方なら無理のない範囲から取り組めそうです。

*アマゾンアソシエイトでご紹介しています。

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はるかぜるりい
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