「月の商人」を読んで考えたこと。
友人と年末の忘年会も兼ねて食事に行った夜、
おもむろに「これ読んでみて」と渡してくれた本です。
私の適応障害や失恋の話など、様々な場面で励ましてくれた友人が
きっと私に合うと思って差し出してくれた本なのだと思い、その夜に読了。
この本は奴隷の女性が商人に成長していく過程を
ストーリー口調で読みやすく書かれています。
刺さったワードとそれに対する自身の意見を記載していきます。
=自己肯定感に繋がる話だが、私も自分を責めがち。
上手く行ったときはタイミングや運、周囲のおかげだと考えるのに、
上手く行かないことは自分で背負ってしまう。
責める時間があるなら、どうしたらうまくいくか考えてとにかく行動。
自分は親友だと思って褒めていく癖をつけたい。
=これは自身が広告の仕事をしているので常に意識しているポイント。
自分の伝えたいファクトばかり押し付けずに相手が望むメリットをしっかり伝えられているのか今後も意識していきたい。
そう思うと婚活でも「自分の良いところをアピールしまくるよりも相手はどんな関係性や家庭像を望んでいるのか、それが自分と合致しそうなのか」という視点が必要そうだ。
=基本的に人はこの人といると知らない世界を知れる、楽しいことが起こりそうというワクワクが感じられる人を好むのではないかと思う。
=奇跡を神に願ったり、占いに一喜一憂したりしてしまう。
ただ、奇跡的にうまくいっても、自分の行動に基づいていないと結局は自信に繋がらない。さらには再現性が無い。
責めて、落ち込んでいる時間は一番の無駄。
奇跡が起こるまで仮説を立て、行動し改善を繰り返すことを止めない。
=私はパートナーや後輩等に注意・叱ることが非常に嫌いで、
人とぶつかることが大の苦手である。
褒めて伸ばすタイプであり、苦手なことは得意な人がやればいいよねという思考だ。
ただ、人とぶつかってでも伝えるべきことは口に出していきたい。
=今まで関わった全ての人といい関係を築くように消耗してしまっていたように思う。2023年は人との縁を手放す1年だった。
合わない人は無理して関わらなくていい。
執着してしまう人は一度手放す。
初対面でまた会いたいと思わなかったら会わなくていい。
自分が大事にしたい人に時間を使おう、そうでないと大事にしたい人さえも誰も大事にできない。
大事にできない人に中途半端に関わってお互いの時間をすり減らす方が失礼だよね。
大事にしている友人でも人生のタイミングでは合わない時もやってくる、
そうしたときはまた合うタイミングがくるまでそっと距離を置くのもありだよね。
=私が広告の仕事に就こうと思ったのも、製品や商品が世の中に認めてもらう接点はそれが言葉にされたとき(つまり広告)だと認識したからだ。
理想の顧客から逆算してその製品の広告や値段設定をする。
自分を商品だとすると、私という製品はどんな人に囲まれたいのか、その人々にどう認識してもらいたいのかを明確にさせる必要があると感じた。
=広告のターゲット設定にも使えるし、自身がどうありたいのかにも使える。
=やったらどうなるのか、なんでも試してみよう。
失敗してももう一度やればいい。
失敗を責めている時間は一番の無駄。
以上。
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