マガジンのカバー画像

ジャズとクラシックの交差点

34
ジャズとクラシックの源流を探る投稿集です。
運営しているクリエイター

#ジャズ

ジャズとクラシックの共通点(1)

ジャズは、キリスト教教会由来の伝統的なヨーロッパ音楽(歌われるメロディと複数のメロディー…

Logophile
3年前
19

Star‐crossed lovers(星回りの悪い=薄幸な恋人たち)

ウィリアム・シェイクスピアの最も有名な作品は悲劇「ロミオとジュリエット」でしょう。悲劇「…

Logophile
1か月前
49

音大卒業して約20年、1からジャズピアノを習ってます

私は、自宅でピアノの先生をしています。 生徒層はクラッシックをする子、クラッシックはせず…

いちご
4年前
27

バドパウエル生誕100年!

モダンジャズピアノの開祖バドパウエル 1924,9,27生まれ、今年で生誕100年!という事を馴染み…

10

家族のために:フリードリヒ・グルダ

ジャズとクラシックのクロスオーヴァーでも知られた名クラシック音楽ピア二ストのフリードリヒ…

Logophile
4か月前
76

トルコ人ピアニストのファジル・サイ編曲版「トルコ行進曲」ジャズ

初めて聴いたのは十年以上も前のことなのですが、耳コピして楽譜に起こしてくれた動画を見て、…

Logophile
4か月前
56
再生

ジャズとクラシックのクロスオーバー:クロード・ボリングとジャン・ピエール・ランパル

学生時代、ジャズに夢中になっていた時期があると昨日の投稿で語りましたが、その後はクラシック一辺倒な生活へと逆戻り。それでもチャーリー・パーカーやクリフォード・ブラウンは今でも尊敬してやまない偉大なアーティストです。ジャズを学んだことで、わたしの世界は大きく広がりました。クラシックしか知らない人よりも、好きな音楽のストライクゾーンが広がったといえるでしょう。 そんな中で出会ったのが、クラシックとジャズのクロスオーバー。フルートを吹いていたので20世紀フランスの映画音楽作曲家クロード・ボリング(Claude Bolling 1930‐2020)に夢中になりました。名フルーティストのジャン・ピエール・ランパルと組んで作曲した数々の「ジャズアルバム」は、ジャズとクラシックが融合した素晴らしいエンタメ音楽です。 ジャズトリオ+フルートの組曲第二番はいかがですか。気持ちよくスウィングするピアノとフルート!朝のBGMに最高。

Jazz Meets Bach:デクスター・ゴードンに寄せて

チャーリー・パーカーやバド・パウエル、レスター・ヤングなどのビバップジャズ・ジャイアンツ…

Logophile
4か月前
66

ビル・エヴァンズによるスパルタカス「愛のテーマ」

20世紀半ばのジャズ全盛時代に作られた映画音楽の多くはジャズメンによって編曲されて、優れた…

Logophile
4か月前
52

モーツァルトの新曲、続報

画期的な新曲発見発表から三日目の21日に、新曲お披露目演奏が行われて、昨日22日に動画が公開…

Logophile
5か月前
73

ピアノのバッハ 14: ピアノで奏でるコラール(2)

前回からの続きです。 カンタータ第147番よりハリエット・コーヘンが反ユダヤ主義を掲げるナ…

Logophile
9か月前
54

今日のジャズ: 4月3-4日、1981年@オランダ

Apr. 3&4, 1981 “The Days of Wine and Roses” by Michel Petrucciani, Jean-François Jenn…

Nabe
1年前
17

映画「ブルー・ジャイアント」と原作漫画と小説「ピアノマン」

ジャズってなんだかわからない… たいていの人がそう呟く。 ジャズはもはや昔の音楽なのだけ…

Logophile
10か月前
62

エマニュエル・パユのシューマン:ジャズヴァージョン

車を走らせているとき、ラジオからとても懐かしい調べが聞こえてきました。知っている曲なのだけれども、新しいアレンジの音楽。 最近はそういう音楽によく出あいます。 もはや芸術の世界には新しい発明はなく、改良のみがあるという感じ。 新しいものは何を作ってもデジャビュでしかないことは寂しいことですが、創作の世界とは 新しいスタイル(語法)の誕生 発展と継承(マニエリスム) 崩壊(既存の価値の破壊=新しい価値の創造) の過程を経て変わりゆくのです。 音楽の世界の次のパラ