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長いキャリアを見据えるための戦略的リカバリー①:睡眠の重要さをそろそろ認知する
コロナ禍の中、今私なりにできることを記事として記載していきます。
アスリートの皆さま、睡眠しっかりとれてますか?またはビジネスマンの皆さま、日々何時間寝てますか?
私のアロマセラピストという立場の特性からか、お客様からよく最近あまり眠れない、寝ても途中で起きてしまう、起きてもなんかだるい、など頻繁に相談を受けます。要因は様々ですが、選手によっては来店した瞬間身体の不調よりも真っ先に最近寝れないんです!と訴える人もいました。とある調べによるとトップリーグ所属アスリート男女90名において、睡眠とパフォーマンスの重要性を知っていながらも実際に相談できる人、機関を知っていて利用している人はなんと0%!知っているが利用していないと回答したのがわずか6%という結果でした。これはなかなかの落とし穴だなと思いました。せっかくマッサージや入浴等で回復をしても効率の悪いリカバリーになっている可能性があるのです。パフォーマンス低下の要因をつくってしまってるかもしれないのです。私のところには世間話のように睡眠障害のことを話してくれますが、話をよく聞いてみると大体ちょっとした工夫で改善されます。
私はアスリート経験はありませんが、以前は今でいうところのビジネスマン(ウーマン?)アスリートでした。平気で徹夜や3時間睡眠、1日だけの休日に半日以上の寝溜め。。。寝たのに身体がだるかったり、眠りたいのに頭が覚醒したまま寝付けない、謎の体調不良などなど。。。なので睡眠の大切さは身に沁みています。
私たちの身体は四六時中稼働しています。睡眠中は身体が休まっている間に成長ホルモンの分泌で身体と脳の修復を試み、自律神経を整え、また免疫力を生産します。日中は身体も脳も絶賛稼働中なので、身体や脳がヒマな時=睡眠時に回復、修復を行うのです。風邪を引いた時ってやたら眠いですよね。
しかし、日本において睡眠の大切さはいささか軽視されているように感じます。24h営業している店が多くあるのも要因の一つかもしれません。みんなそりゃ寝れれば嬉しいに決まっていると思っていても、いざ忙しい日々が続くとなんとなく寝なくても大丈夫、むしろ意外といけた。と思うのではないでしょうか。短期的にみたらそうかもしれません。しかし間違いなく少しづつ免疫力の低下や自律神経が乱れてきます。その結果が風邪くらいで終わればまだいいですが、うつ病になってそのままリタイアなんてことも大いにあり得ます。そうなってしまったらこれまで命を燃やして積み上げてきたものも水の泡です。下手したらそのまま一生戻ってこれないかもしれません。少し大げさに聞こえますが、積み重なる睡眠障害はこれらのトリガーに十分なり得るのです。これはアスリートだってビジネスマンだって同じです。ちなみに過労死って英語圏ではKAROSHIで通じるくらい日本特有のものです。そして世界で見ても日本人の睡眠時間の低さはトップレベルです。決して誇れることじゃないですよね。。。
日本人は本当に真面目です。日々ハードワークを強いられる中で平気で我が身を削ります。それは素晴らしいことでもあると思います。ただ削った分はしっかり補って欲しいのです。それはひとによっては甘えと捉えるかもしれません。しかしアメがあるからムチを打たれても頑張れるのです。決して怠けろと言ってる訳じゃないのですが、5年 10年先の長い目で見た自分の為にアメの時間=リカバリー時間をつくってください。睡眠はそのアメの時間の中で誰もが365日当たり前に行っていることですし、そのアメなら罪悪感もないですよね。まずはここから見直してぜひ戦略的なリカバリーを試みてください。ここから少しづつ記事として書いていきます。