実際にZINEを試し刷りしてみた
色々と条件が揃ってきたのでここらで一度試し刷りをしてみようと思う。
製本なんてやった事ないがまずはやってみなきゃ何もわからない。
とりあえず表紙。
シンプルにロゴと「VOL 0.0」を表記。
出版物を数える単位のVOLと、映写技師が調整する音量のVOLをかけた。
わざわざ説明すると恥ずかしい。
映写音響機器(Dolby社CP650)の音量は0.1刻みなので無音の状態だと0.0になる。ちなみにね。
表紙を印刷して裁断。
そして中身は適当なフリーペーパーを裁断。
今回はリッツカールトンホテルに宿泊した際に部屋に置いてあった本。
英語で書かれていてなんかかっこいいから持って帰って保管してあった物。
とりあえず21cm×21cmで裁断してみる。
そして紙の綴じ方。
イメージはメトログラフと同じで、折り目部分をホチキスで止めたもの。
調べてみるとフリーペーパーやZINEに一番多い綴じ方で、どうやら中綴じと言うらしい。
ちなみにホチキスは「ステープラー」と言うのが正式名称で、ホチキスというのは日本に初めて輸入されたステープラーがホチキス社のものだった事が由来なんだと。勉強になった。
ここで気づいたのだが、家にある普通のホチキスでは中綴じが出来ない。
紙の中心部までホチキスの本体が届かないではないか。
中綴じする際は専用の中綴じ用ステープラーと言うのがあるらしく、簡単な物であれば百均にも売ってるとの事。
ここで百均…。
あとは綴じるだけのこの状態で百均に行きたくない。
何か方法はないかと探ると、ネット上で裏技を披露している人を発見。
綴じたい紙の下に発泡スチロールのような物を充てがって、ホチキスを開いた状態で押し込むと紙に針が貫通すると。貫通した針を曲げると完成。
綴じ方は他にも何種類かあるらしいのでここで紹介しよう。
平綴じ
まとめた紙の背中を横からホチキスで綴じるやつ。
一番簡単そう。
無線綴じ
まとめた紙の背中に糊をつけて表紙をつけたもの
高級感が出そう。
紐綴じ
あの黒い紐を一本通して作る方法。仕事で何度か書類作った。レトロ感が出て可愛いかもしれない。
テープ製本
平綴じや中綴じで綴じた本の背中にテープを貼る。
昔脚本作ってた時にこれだったな。
とまあこんな感じ。
そして完成したSPLICE HERE VOL 0.0がこれだ。
記念すべきVOL 0.0のSPLICE HERE。
なんか悪くない。
中身は何もないが、
イメージは掴めたのではないだろうか。
ただちょっと細いかな。
正方形ではなかったようだ。
次は中身も充実させたい。それではまた。
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