Sonnar 5cm f2。
ども、spinozamotors です。
さわやかな季節ですね! みなさまいかがお過ごしですか?
さて今回は、カメラ好きの同僚からいただいた Contax/Kiev マウントレンズの中の1本、Sonnar 5cm f2 のお話しです。
このレンズで撮れってきた何枚かの写真を眺めて「ほほー」とつぶやいたり、このレンズを眺めながらロマンを感じたり なお話しです。
いつもの街で、いつも通りに撮った写真です。
このレンズ固有の特徴を示すような気の利いたレビューではなくて恐縮です。ざっくり言えば、「新しい(古いけど)お友達と出会えてうれしいな!」というだけの内容ですが、ちらっとお付き合いいただければ幸いでーす!
Sonnar ファーストテイク。
みたいな感じでした。
以上は、すべて絞り開放(f2)です。
1段絞ればキリッとするんでしょうね。でも「ゆるっ」とした写真が好みなわたしとしては、だいたい開放で撮っちゃいます。(そしてわたしは、「ピントを合わせる」という概念を放棄したようです。)
このレンズについて。
Contax I 型時代に高速標準レンズとして登場した Sonnar 5cm f2。
Ludwig Bertele がこのレンズを設計したのが1931年だそうです。(その翌年に Sonnar 5cm f1.5。)
同僚からいただいたこのレンズは、Carl Zeiss Jena 銘、沈胴式。
シリアル番号から1937-38年製。こんなに時が流れてもまだ現役で実用できるプロダクト、敬意を表さずにはいられません。
同僚によるとこのレンズ、「ウクライナから」送られてきたそうです。戦禍をくぐり抜け、ドイツからウクライナ、そして今日本のわたしの手元に来たこのレンズ、
これまでどんな風景を写してきたのでしょう?
凛とした、歴史を感じさせる佇まい。
戦前のドイツ製、多分にイメージですが、オーラを感じます。
それに、端正な fp と合わせると、
ステキじゃないですか!
このレンズ、かなり小さいです。
それに沈胴式なので、さらに10mmくらい短くなります。
コンパクトな SIGMA fp と合わせると、とてもコンパクトな「おさんぽカメラ」の出来上がり! 手持ちのレンズポーチに入っちゃいます。(でも、意外とずっしり760g!)
おわりに
みたいな感じの Sonnar でした。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
標準レンズは、「お気に入りの1本があれば十分!」だと思っているし、写真機材についてはミニマリストで行こうと思ってたんですが、なぜか、
レンズって…、増えますね。
機材:SIGMA fp + CZJ Sonnar 5cm f2
(カメラの写真は SIGMA dp3 merrill )