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社員の「接点」を増やして、多様な「繋がり」を持つ会社にするために行ってきた、5回の全社会の記録

こんにちは。スパイスボックス・コアづくり委員会です。
今回は、スパイスボックス内で行われている「コアづくり」プロジェクトが歩んできた2年間の取り組み・歴史を紹介したいと思います。

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「コアづくり委員会」とは
「接点」を増やして、多様な「繋がり」を持つ
という目的を掲げ、スパイスボックスが組織開発の一環として2019年4月から始めた会社の「コア」をつくるプロジェクト。
※発足のきっかけや思いについては下記にまとめております。

【Phase1】コアづくり全社会

コア1 モザあり

目的:各社員が組織課題を自分ごと化することで、会社の現在地点を理解しあうこと
また、「全員でつくる」「本音でつくる」ということをテーマに掲げました。

内容:本音を引き出すためにも、リーダー陣は参加しないコンパクトなワークショップを数日前に実施。会社に存在する課題を出しあいました。
当日は、出てきた課題ごとにテーブルを設け、自身が話したい場所へ移動。課題ごとに「理想の姿とは?」というテーマで話しあってもらい、最後は順番に発表しました。

結果:課題が可視化され、全社で共有もできた。課題の裏には願い(理想の姿)があるので、自身がどんな理想な姿を描いているか、それぞれが自己認識できた。
※実際に出た課題:「働き方に多様性をよりつくりたい」「アイデンティティ/スタイルを確立させたい」など

現在でも長期的に解決に取り組む課題もありますが、いくつかの課題は、全社会の翌週には解決されたり、解決策が打たれたりしました。

【ちなみにこんなツール使いました!】
グラフィックレコーディング

外部の目線を入れたいという考えから、レコーダーさんに依頼。全社会終わりには、その日話し合われた内容が、絵と共にまとまっており、振り返りに役立ちました。

【Phase2】コアづくり全社会

コア2 モザあり

目的:「共通の価値観(Shared Value)」を見つけること

内容
:「スパイスボックスにいる理由」を考えるため、まずは個人のエピソード(入社した理由や、働き続ける理由など)をグループ内でシェアし、聞いたメンバーが共感ポイントを出します。
その後、自分がこれまで行った仕事のなかで、人から感謝され、自分も喜びを感じたことなどの経験からスパイスボックスの「存在価値」はどこにあるか? 話し合いました。
そして最後に、自分たちが共通で大事にしたいあり方(being)、ありたい姿を端的に表現してもらうため、スパイスボックスの存在価値と社会的意義をかけあわせたキャッチコピーを各グループごとに作成し、発表しました。

結果
:自分たちの「ありたい姿」を言語化することができ、自分たちが会社を良くしていくんだ! という熱量も創出できました。

【ちなみにこんなツール使いました!】
チェックイン:モチベーションビデオ…社員が働く姿や、会社に対して感じていることを聞いた様子を動画に収め、短尺ムービーを作り、会の最初に流しました。
まとめ:ワードクラウド(ユーザーローカルのテキストマイニング)…各グループから出た価値観を表す単語をすべて入力し、最も頻出したワードなどを全社員が把握しました。
チェックアウト:slido(スライドー)…匿名で送ってもらった感想をタイムラインで表示していくサービス。率直な意見や率直な感想などがタイムラインに流れ、気になったコメントを司会が話題に。

【Phase3】コアコピープレゼン

コア3 モザあり

目的:「共通の価値観」を、コトバ化・コピー化することで、ありたい姿の行動指針や判断基準が明確になり、よりよい組織になっていくのでは? と考えたため。シェアードバリューを具体的な活動につなげていくことを目的としました。

内容:「社名の上につく一行」というお題のもと、「名刺にも記載する言葉」として、コアコピーを考えてくれる社員から募集し、プレゼンの後、投票で決める。

結果:有志社員7組8名が、会社のカルチャーや強みを表したコピーをプレゼンし、社員全員が投票を行いましたが、票が割れてしまい、上位のコピーも規定の賛成率を超えなかったことから、特定のコピーを決めるまでには至りませんでした。
今回の結果を通し、プロセスからしっかり考えて時間をかけて作り上げていく必要が見えてきました。また、コピーの決定には至らなかったものの、会社をよりよくしていきたいと熱量を高めたメンバーもたくさんいました。

そして、社内有志でこのプロジェクトに取り組むチームが立ち上がります。

コアづくり委員会の発足

コア4 モザあり

週に1度集まり、「コアづくり」について話し合う委員会を発足。コアコピーを考えてくれた社員や、新しく加わった若手社員など、現在は8名が所属。

参加した理由例
会社に貢献したい!
全社ごとの委員会に参加することで他部署の方とも交流を生みたい。
会社を自分にとって居心地のいい場所にしたい。 

未曾有の危機で、会社のあり方にも変化が

コロナウイルスの流行により、リモートワークが推奨され、会社のあり方や働き方が大きく変わりました。そこで、コアづくり委員会の役割も、以下の内容に再定義。
スパイスボックスのファシリテーターとなり、社員と会社の「今」に繋がりを創る。

社員に繋がりを感じてもらえる企画を開催しました。

zoomオンライン会「コアトーク」の開催

コア5 モザあり

目的:リモート環境下で、働き方や、会社の存在意義について考える社員が増えたので、現状の課題を洗い出す場を作ること。

内容
:「スパイスボックスと自分と仲間の未来の関係性について語る」をテーマに、ランダムで振り分けられたチームでざっくばらんに話す機会を設けた。

結果
:リモート環境下での会社のあり方を考えたり、テレワークによって顕在化された課題を解決していくプロジェクトが発足。後日、全社アンケートを通し、社員の思いを集約しました。
※リモート環境下で、社員との繋がりを感じにくかったこともあり、「コアトーク」は好評となり、11月には第2回も実施しました。

【Next】全社会の実施

「働く幸せはどう創れるのか?」

詳細は後日、noteにて発表致しますが、全社員が「会社」や「働き方」を自分ごと化できるワークショップを考えています。

最後に

以上が、スパイスボックス・コアづくり委員会が歩んできた歴史になります。紆余曲折ありましたが、引き続き全社員が納得のいく「コア」を見つけられるよう社内での認知も上げていきたいと思います。

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