見出し画像

若い世代のがん

なんとなくのイメージで若い方のがんの罹患率が高まっているのかな?
なんて思っていましたが下記の調査結果がでたそうです。

イタリア・Institute of Biochemistry and Cell Biology, National Council of ResearchのAlessandro Cavazzani氏らが部位別のがん罹患率の2000~20年の傾向を調べました。
すると、18~26歳の女性における膵がん罹患率の変化率が最も高かったそうです。(BMC Medicine誌2024年9月4日号)

とくに、18~26歳における膵がん罹患率の平均年変化率は、女性が9.37%(95%CI:7.36~11.41、p<0.0001)と、男性の4.43%(95%CI:2.36~6.53、p<0.0001)に比べて2倍以上でした。

東京医科歯科大学のHPによると
膵がんは早期の状態では自覚症状がほとんどないため、なかなか発見することができません。もう少し進行してから腹痛、体重減少、黄疸等で気がつくことがほとんどです。そのため、膵がんと診断されたときには進行した状態で見つかることが多いのです。また、背中が痛くなると膵がんを心配する方がいらっしゃいますが、必ずしも膵がんに特徴的な症状ではありません。糖尿の方の血糖値コントロールが急に悪くなった時などは膵癌を発症している場合もあるので要注意です。(https://www.tmd.ac.jp/grad/msrg/pancreas/cancer01.html

お仕事されている方は会社の健診を受診されていると思いますが健診は年に1回(お仕事によっては2回)だけなので、日ごろから自分のからだと向き合って何かおかしいことはないか感じてみてください。
病院が嫌いでできる限り行きたくないと思う方もいらっしゃると思いますが
であれば、なおさら普段から自分のからだについて知って自分で管理することが大切だと思います。

若いから大丈夫~と思わず自分のからだを大切にしてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?