女性は60歳を超えたらダイエットよりも体重維持へシフト

Herbert Wertheim School of Public Health and Human Longevity ScienceのAladdin Shadyabさん達の研究によると、60歳を過ぎた女性は体重を一定に保つことで90歳・95歳など長寿を望める可能性が高まるという研究が「Journals of Gerontology Series A: Biological Sciences and Medical Sciences」に掲載されました。(8月29日)
 
体重が減少するのはダイエットだけではなく何かしら健康に問題が生じているというサインでもあり、それにより長寿の可能性が低くなるのは理解できるところですが、自分で減らそうとして減量した人は体重を維持した人より90歳まで生きる可能性が17%低かったそうです。
 
人生プランとしては60歳までに体重を整えて、そこから先は維持するというのがベストでしょうか。ただ、60歳を超えても医師から減量が推奨される場合にはその指導に従う方が良いと思います。
 
体重も個人的な意見としては、40歳後半あたりから痩せづらくなります。

おさらいですが、
熊本中央病院のHPによると
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
が標準体重の計算式です。

BMI=体重kg/身長(m)2〕です。
たとえば,身長160cm,体重40kgの人のBMIは15.6〔40kg/1.60(m)2〕です。BMIと有病率の関連性を検討した研究結果では,男性22.2kg/m2,女性21.9kg/m2で有病率が最も低くなります。
有病率の観点からの適正BMIは,22kg/m2で,適正体重を求めるときにこの値を採用しています 。【日本医事新報社】

さらに体重だけではなく高齢になると「筋肉量」や「骨密度」も大切になってきます。体重・筋肉・骨密度を40台頃から意識していると長生きに繋がりそうですね。身体は1日では出来上がらないので毎日すこ~しだけ頑張っていきましょう。


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