マガジンのカバー画像

研究ノート

14
運営しているクリエイター

2022年6月の記事一覧

哲学講義(於・某国公立芸術大学)

シラバスを整理していたら昔のメモが出てきた(笑) 1.和式と洋式(トイレの話) 西洋の文化が入って来て、和式(当たり前)は分裂した。これは競馬における(古式)競馬と近代(洋式)競馬の分裂と同じ意味だ。京都の「からふね珈琲」では和式文化を作為している。平安時代の男性と女性をモチーフにした貴族画が男性用トイレと、女性用トイレを隔てる目印。それを見て外国人観光客は「和(わ)」を体験する。トイレは洋式。「和」は「やまと」の意味だ。 2.鉛筆とシャープペンシル 鉛筆とシャープペンシ

負けの数だけ人生の豊かさがある。

東京競馬場に最終レース後まで居ると大量のゴミが残る。 予想新聞、外れ馬券、空き缶やペットボトル、食べかす、 紙包み(袋)など。 昔はこれを汚い光景だと思ったが、 長いこと現地に行くとこれがとても美しい光景に思えてきた。 オフィスや家では、 汚いものを整理しなさい。。 負けたらいけない。。 と教えられる、 そう言われる。 「競馬(場という「穴場」)では何回でも負けられる」 かつて寺山修司はそこが競馬の一番良いところである、 と述べていた。 しかし、今の

『近代競馬150周年』の年表を読む

2012年に行われた「近代競馬150周年記念事業」は、 JRAが勢いだけで制作したプロジェクトであった。 だから2013年に入った途端、 (この企画に関するホームページなどの)有力な情報は消滅した(笑) 完全に消えた・・・(笑) 「近代競馬150年史」のトップページ(だけ)は、 しばらく残っていた。 が、今はもうない・・・ 仕方がないから勝手に復刻してみる(笑)。 まずは右横にあった簡単な説明文から・・・ 近代競馬150周年について: 我が国に、いわゆる

仏教とクーラ・シェイカー(とウマ娘)

「競馬小史」を書こうと思っていたが、結構な量なので(めんどくさい!笑)またいつものように中途半端な話(雑談)を挟むことにした(笑) 最近はウマ娘のクリアファイル(BOSSコラボ)とウエハース第2弾のカードを集めることにとてもハマっている! また、仏教熱が再燃してしまって昨日は昔(初版で)購入した『希望のしくみ』(アルボムッレ・スマナサーラ、養老孟司、2004)を10数年振りに読み返してしまった! すべては『サピエンス全史(下)』(ユヴァル・ノラ・ハラリ、2016)のせい