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精神科転院?-通院は生きるための選択
前回、医師に対するモヤモヤや通院への迷いを書きました。
ネガティブな表現もありましたが、多くの方にスキしていただいて驚いています。
ありがとうございます。
今回はこの後の話になります。
前回の受診後、大学へ行った。
大学に着いても涙がこぼれてきて困って、保健センターに居させてもらった。
いつもお世話になっている心理士さんがちょうど通りかかって、声をかけてくれた。
「調子悪そう」と言って。
いつも「大丈夫」と元気なふりをしてしまうから、私の調子悪さを見抜いてくれるなんてと驚いて、同時にありがたかった。
隣に座ってくれたから話しても良いのかなと思って、受診してきたことやそこで感じたことを打ち明ける。
「もう二度と行かない」と言う私の気持ちを否定することなく聞いてくれた。
数日後にカウンセリングがあり、改めてこの話になった。
勝手に減薬して体の調子を崩していたから、具体的にどの薬がいつまで残っているか、受診の意思はどれくらい残っているかを聞いてくれて。
心理士さんは何とか受診する方向へと話をしてくれたけれど、私はもう行く気はないこと、通院に疲れたことを改めて伝えた。
そうすると、途中で「他の先生に会ってみるのはどうか」と提案してくれた。
少し考えたことはあるけれど、医師に申し訳なくて紹介状を書いてもらうことはできなくて、それがないと初診は行けなくて…という葛藤をまとまらないまま話す。
「紹介状なら私から依頼しても良いし、先生は慣れてるから全然気にすることないよ」「精神科にも色んな先生がいるから、もう一人くらい試してみようよ」と心理士さん。
これまで私の主治医とやりとりしてもらったことがあるからこその提案だと思うけど、そこまでしてもらうのは申し訳なくて、でも頼ってしまいたい気持ちもあって、ぐるぐる考えてしばらく黙ってしまった。
「もう一箇所くらい、行っても良いかもしれない…と思います」
聞こえないくらい小さな声だったと思う。
通院するというのは、治すためにすることで、生きていくための行為。
もう生きているのがしんどくて、自分の体なんてどうなっても良くて、積極的に通いたいとは今も思えていない。
それでも、全力で私を支えてくれようとする人に、応えたいと思った。
「もうどうでも良い」と言う私に、「そうなって欲しくない」と言ってくれる人がいるから、もう少しだけこの世界に居残ってみようかなと思えた。
具体的な転院先や、本当に行くのかどうかは後日改めて話をすることに。
気持ちは揺れ動くし、来週の私がどういう決断をするか、自分でも分からない。
けれど、助けてくれる人を裏切ることはしたくないし、そう思える人がそばにいてくれること自体とても恵まれていてありがたいなと感じる。