見出し画像

「上京日記③」

東京へ来ての最終日です。
一日目と二日目でほぼ本来の目的を果たし、あとは田舎にない商業施設などをいろいろ廻る予定でした。
しかし前日から降り出した雨が、朝になってもなかなか止む気配がありません。
 
一応宿泊している赤坂から近い六本木の「東京ミッドタウン」には行くつもりでしたし、その後、天気が良くなれば代官山や南青山へ足を向けるつもりでした。
 
チェックアウトもゆっくりとでき、そろそろ出発。
ホテルからは徒歩10分ほどで着くらしいので、重いスーツケースをゴロゴロと引きながら歩きだしました。
ところが傘をさしていてもけっこう雨に濡れますし、やはりほんの少し上り坂ですので、腕が鍛えられます。
早く到着しないかな、と思っていると確かに10分くらい経ってビルが見えてきました。
 
そのころは出発時よりも雨の降り方がひどくなってきました。
外から地下へ入れるところで一旦雨宿り、夫が下に降りて状況を確認しに行きましたら、駅にも通じているしスーパーマーケットだけは開いているようでした。
私も地下へ行き、スーパーに入り眺めてみましたが、まあおしゃれ!
あ~、レジには六本木マダムがお買い物を済ませていらっしゃるわ。
 
なるほどね~~。
施設も大型ですし、高級ブティックやホテルに有名なシェフ、パティシエの名前が冠されたお店がテナントとして入っているし、美術館まであります。それに、たくさんの会社が大手から外資系企業・IT関連企業などが入っており、お昼になると多くのビジネスマンやOLが飲食店のエリアへとあふれ出します。
 
建物もおしゃれですが、ここで働いている人たちもおしゃれな生活をしているんだろうなあと、別世界に生きる人々と田舎で悶々としている次男のことをつい思ってしまいました。
 
今回地下鉄でたくさん移動しましたが、そんな中で丸の内とか霞が関などのアナウンスを聞き、日本をある意味動かしている人たちが忙しく働いているんだろうなあと思いを馳せると、もう私たちなんか太刀打ちもできないし、様々な辛い仕事もされているだろうし、そういう皆様にどうか頑張って日本を良き方向へ導いてくださいと祈るしかないなと思いました。
だったら、こんなおしゃれな中でどうぞ立派なお仕事をしてくださいなと、母親目線で見てしまうのでした。
 
 
結局雨は小康状態で、また本降りになる中を移動するもの嫌だなと思い、代官山や南青山へは行くのを見送り、ミッドタウンでお土産などを買って、予定より早い時間でしたが羽田空港へと向かいました。
荷物預けもすっかりセルフに変わっていて浦島太郎状態。
 
空港内のカフェでまったりし、再びお土産を物色したあと帰りの飛行機へと搭乗しました。

すごく青い空がスッキリさわやか。

下界は雨模様ですが、上空は晴れ。
この雲を眺めるのが大好きな私です。

うすい雲の上にも分厚い雲が覆いかぶさっていました。
他の飛行機雲を発見。飛行機雲を真横から見るレア体験💛

 
あ~~、楽しかったなあ…。また行きたいなあ。(と帰ってきたそばから…)
感染者が増え続けていて、まだ厳しい行動制限は発令されていないようですが、やはり日本人は用心深いので夏休みの旅行を控える人が多いようです。
 
もっとも私も当分、旅行は行けないと思いますが、予定されている皆様はぜひ感染対策を十分取られ、悔いのない旅行を楽しんでくださいね。

雲の切れ間から地上が見えると安心しますね。また来るね~。

ちなみに、この日は13517歩歩きました。
ホテルからミッドタウンまでと、タウン内をかなりぶらぶらしたのと、やはり駅から駅への移動、そして羽田空港も横に長いのであっちこっち歩いたら、これだけ歩きました。
地元にいるより、健脚になりそうです。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集