二択の心理(ダブルバインド)
二択の心理 ダブルバインドについて
こんにちは!パーソナルケアソーヴィスの須田です
本日は心理学編で二択の心理、ダブルバインドをご紹介したいと思います
この二択の心理(ダブルバインド)はビジネスや、恋愛、日常で使うことが出来るものなので是非覚えて活用してみてください
ぶっちゃけてお話しするとこの二択の心理の特徴は良く言えば相手の思考判断力を楽にしてあげることが主な特徴です。
悪く言うと相手の判断力を奪う手技になります。
実は人間の脳の判断する回数というのは一日の中で2万~3万回と膨大な量の判断を繰り返していて判断決断にほとんどの方の脳は疲れているという状態です。特に現代においては多様化によって判断決断する回数が多くなっているのでこの心理学は相手の思考判断力を楽にする為なり有効になってます。
そしてこの二択の心理を上手く活用すれば自分にとって都合の良い結果を生みだすことも可能になっています。
なので悪用しないようにお願い致します(笑)
では早速ここで例題を上げたいと思いますが、まずは失敗例からいきます。
ビジネスバージョンから
この商品、買いますか?
恋愛バージョン
今度の週末ご飯とかどう?
はい。この二つの質問何がいけないか皆さんわかりますか?
答えはどちらの質問もNOの答えが用意されているところです。
人間は変化にストレスを感じる生き物で、判断決断するということは今の状況になにかしら変化が出るという事なんです。
なのでやらないという選択肢は良いか悪いかは別としてこの質問を投げかける前と変化はないんです。
だからこそNOの質問を置いておくとほぼ確実に断られます(笑)例外は相手のニーズを満たしている時のみです。
余談ですがマズローの欲求5段階説で言えば安全欲求は人間の欲求の中で二番目にくるのでほぼほぼ生理的欲求や安全欲求以外はニーズを満たしていない場合は全部断られると思ってください(笑)
で、この場合のニーズはビジネスバージョンだと商品のプレゼン等する前に商品に魅力を感じている人、
恋愛バージョンだとあなたのに対して高い好感度を持っている人になります。
ということはですよ。ビジネスバージョンは遅かれ早かれその人は自分がプレゼンした商品をお客様の意志で買ってます。
なので残酷なことをいうとあなたの実力じゃないです(笑)だって既に商品を気になっているは自分で商品について調べますし、どこで買ったほうが安いかとかそのあたりしか気にしないですよ(笑)なのでたまたまあなたが持ってきた話が他の条件より良かっただけってことです
恋愛バージョンのほうだと既に関係性が出来ているわけですからごはんに誘うとかの段階よりも進展している可能性が高いですし、わざわざお伺いを立てなくてもご飯とかデートとか行けてる可能性が高いと思います(笑)
ではどうするのか?なんですが、NOの選択肢を消せばいいです(笑)
ビジネスバージョンでは買わない、やらない選択肢を消し、恋愛バージョンはデートに行かないという選択肢を消せばいいです。
ビジネスバージョンだったら、一通りプレゼンしてその人の傾向を確認したらその人が好きそうな商品パターンで高い商品と安い商品を打ち出すのが無難ですね
恋愛バージョンだったら、これも傾向を確認しておく必要が勿論あるのですが、デートに誘いたい人が興味を持つようなことを二つ提示します。
例えば、ケーキが好きで新しいケーキ屋二つあったとして、片方はチーズケーキが有名、もう片方はフルーツケーキが有名として、どっちのお店に今度行きたい?と聞き行きたいといったお店に日程決めていくだけでOKなんですよ(笑)
というのもこの選択の時にはあなたとのデートなんて頭の中からなくなっていて私の好きなケーキが食べられるというケーキのことで頭がいっぱいなんですね。失敗する質問だと商品はあなたとのデートになってしまっているので色々と想像させてしまうんですよ、この時には想像力を使って色々思考しちゃうのでだめなんですよね(笑)
それでケーキ屋が彼女や彼氏のお気に召したようだったら副産物として汎化現象も起きるので、あなたと出かけると私にメリットがあると錯覚させることが出来れば次のデートのハードルはもっと下がります。汎化現象については動画出しているので確認しておいてください。
汎化現象の話はビジネスでも一緒で基準が購買回数3回を超えると販売者に対しての不安や不信が取れると心理学では言われているので2回ぐらいはちゃんとプレゼンしないといけないですけど、3回目以降はちゃんとお客様にメリットがあれば成約自体はとても簡単になるので頑張ってみてください。
だから二択の心理の特徴は良く言えば相手の思考判断力を楽にしてあげること、悪く言うと相手の判断力を奪う手技にというのはこういうことなんです
そして自分の都合のいい選択肢になると冒頭でお話ししましたが、選択肢二つあるんですけど、どちらの選択肢に転んでも質問者にとって良い結果にしかなってないのはお気づきでしょうか。
恋愛バージョンならどちらになってもデートに行けている、
ビジネスバージョンならどちらも成約につながっているという状態ですよね、普通はこんなに簡単に自分の思い通りにならないし、無理に話すと押し売られている、デートに無理やり誘われていると感じてしまいますが、この二択の心理の強いところは最終的に回答者が選んでいるということなんです。だから自分の意志で選んでいると思ってますが、本当は操作されているということなんですよね(笑)
こわいでしょ(笑)そして二択を投げられると選択肢の中から選ぼうとしてしまい、他の選択肢があることに人は気づかないんですよね。
これが二択の心理のパワーです。皆さんも使うときも使われるときもどうかお気をつけて。
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