治るとは 発病前に戻ることじゃない。寛解でいい。Take it Easy!
「ちっとも良くならない」と思うことがよくあった。
何冊かの本を読むと、双極性障害は完治しないと書かれている。
「なおらない病気なんだ」と絶望的になる。
ただ、症状を抑え、鬱と躁の波をコントロール出来る状態にはなれる。
これを寛解というのを知った。
頭では分かっていても鬱症状が来るたびに、”いつまで続くんだろう”と暗い気持ちになってしまう。
私もそうだが、発病以前の自分に戻ることを望んでしまう。
でも それは無理
なぜなら・・・
たとえば 骨を折ったとする。
冷やして、固定してしばらくすると骨はくっつき、不自由なく動かせるようになる。
でも 折った箇所が折る前の状態ではない。
ヒビ、キズは残ったままなのだ。
精神疾患も同じ。
発病した時から時が経ち、年もいっているし、
病の傷は残ったままで当たり前。
それでも 寛解近くにまでいくと、楽しむことは出来る。
以前の自分に戻りたいと ないものねだりをせず、今の自分を受け入れれば
出来る範囲で活動して、出来ることを増やしていくことに喜びを感じることは出来る。
焦らずに ゆるゆるぼちぼち 出来ることを楽しめばいい
Take it Easy !