北海道の今と、未来。
こんにちは
美味しいものを探して日々、写真を撮りながら食べて暮らす。そんな生活を長らく続けています。昨今ではコロナの影響で営業時間が短縮されており変更は直接店に出向いて聞かない限り知る事ができない場合も多く「大々的に」を避けている傾向。営業する側にも都合がある、そして私は客として店を選ぶ権利がある。どちらも平等に思えるこの事柄について、今日はお話しようと思います。
私は、昼間の仕事が終わったら……
買い物をして家族のために食事の用意をして、家事をこなす。
仕事の付き合いや友人と食事に行くことはありますが、夜の街で、女性の接客を受けながらお酒をいただいたり、終電逃して深夜割増のタクシー乗車とかいうサラリーマンっぽいシーンが私には一切起こりません。
そこでコロナ禍。夕方~夜7時以降に営業する飲食店がランチやテイクアウトを始めた時は千載一遇のチャンス!いつも眺めている雑誌に掲載されているお店に行けるんです。不謹慎だけど、嬉しかった。
でも、現実は……
営業時間を調べて伺っても、仕込みの準備中。
お客様を迎える準備どころか「今日は、これしか出せない」昼営業が完全に自己都合のスタイルを20軒ほど見送る。いつ行ってもやってない店もありましたよ。経営側に聞くと営業事態を規模縮小しており従業員と相談しながら運営して採算を取ろうとしている声を聞けたからいいけど、ただの客の立場なら情報を得ることは出来ない。残念です。
わがまち札幌の繁華街すすきのは 約 3000軒
飲食店があるといわれています。女性が接客、サービスする店はおそらく数に入っておらず市内10区の視野を広げれば飲食店の数はどのくらい?その中のたった20軒から無愛想くらってもこのご時世ですからね。仕方ない。
昼店やっても、赤
何をやっても売上をつくることが出来ない
「誰を相手に商売をしたきたのか?」
コロナで見えなかったものが、どんどん見えて来る。
自転車操業で経営している方は頼るべきところを失くして何らかの救済を受けても全く先が見えない状況が今も続いてる。北海道は2月からコロナが広まってますが、聞くところによると昨年の秋から閑散期が続いてかき入れ時の年末年始も数字が伸びないままコロナ氷河期に突入。
半 年 経 過
この頃では「もう耐えられない」という声をメディアは報じないけど、人との繋がりで何とかやっていけてる。繁盛店は従業員が寝る間を惜しんで広報活動に取り組み、常に企画を打ち出し客を「飽きさせない」情熱的なスタイルを決行。その熱意に私も取り込まれています。
私はそれを「功労」と呼ぶ
ひとつの時代をつくるのは容易ではない
この人死んじゃったらどうしようって心配になる人がいて、それが私の「推し店」なんですが……彼らは……体力と気力が十分にあって弛まぬ努力と圧倒的な責任感で未来に向かって突き進んでいる様子が心地よい。
もし、コロナにならなかったら
出会えないまま通り過ぎていたあの店、ご亭主たち
美味しいものを思ってもみないサービスと共に嬉しく受け取ることで私は「また来よう!」何度も、そう心に決める。
飲食店を応援する最大のメリットは、何か??
「いいことした」達成感とも違う
「感動をありがとう」そんな大げさなことじゃなくて
相手が心を尽くしてくれる事柄を受けて
自分がその店を、食べ物を、
寿命尽きるその時まで
愛せるかどうかを見極める為の「励み」なのだと知る。
食べ物の話をしているだけなのに、壮大な告白になって申し訳ない。そのくらい好きなものが自分にはあってどうしようも情熱をここに置き換える。どうかお許しくださいませ。
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