見出し画像

夏へのトンネル、さよならの出口 個人的感想🌛

こんばんわ。久しぶりに号泣作品でした。

とらドラっぽかった!( ノД`)感動した!

ということで、映画 夏へのトンネル、さよならの出口( ; _ ; )/~を見てきました。原作はライトノベルでの八目迷さん?の作品だそうです。

原作は読んでいないのですが、あまりにも描写がすごかったので感動しました。そして岡山にゆかりのある田口監督という方の作品ということでそちらも注目して見てました。🥺

ざっくり感想を言葉だけで羅列すると、以下になります。それは

時間✖️才能✖️✖️毒親✖️岡山

です。私が見た限りでは、よくある雰囲気重視の作品ではなく、とても論理的な感情描写、ストーリーだと思いました。

うん。ではここから、興奮気味なテンションを置いといて、個人的にグッときた点のみを綴っていきます。😳

それではレッツラゴーです。

毒親

この映画、登場する大人は基本まともでありません。そして妙に現実にいそうな感じなのです。特に主人公の塔野の父親がリアルすぎて目も当てられませんでした。
酒を飲んで、それを言い訳に息子を罵倒するシーンや、息子のことを考えもせず、世間体に縛られ、世間の目線を第一に考える自己中心的な父親像が、うちの父親そっくりで吐き気を催しましたね。😭なんだろう。田口監督はその辺もうまくわかっていておそらく岡山にはそれなりにたくさんのくだらない子供の成長を阻害する父親というものが多いことをこの作品にぶち込んでいるのだと思いました。本当にリアル恐ろしい描写でしたね。どこまで行っても息子より自分が1番の負け犬みたいな父親。こういうのが日本は多いんですかね。そういった面で見ると、君の名はとかに比べてドスが効いてました。うん。すっごい。またヒロインのあんずの家庭環境も悪すぎて、とらドラよりも悲惨なんじゃ、、、とも思いました。絶対制作スタッフとらドラ好きだよね、、、。この映画の前半から中盤の家族関係の話は聞いてるだけで涙が出てきました。よく表現してくれたと思ってます。そこれへんの暴力映画よりも、心をえぐる、悪い意味でのリアルな家族関係をうまく取り入れていて、夏のさわやかな描写がその関係をより残酷に引き立たせていますね。うん。筆が進む進む。あと少し話が逸れると、全体的にキャラクターの感情表現が控えめで、とても現実にそくした感じが好感を持てました。あまりにも善人すぎないヒロインや主人公が人間臭くてよかったです。その点は君の名は、とか、時かけと比べると一歩二歩も進んでいたのかもしれません。最高かあ(*´Д`)。

次は、(ここまでで、感想というか日頃の愚痴?言いたいことを出し切った感もありますが)

映る場所とか

です。監督が総社?の出身ということもあり、瀬戸内海の風景を取り入れたシーンも随所に見られました。海の見える駅は下灘駅をモチーフにした気もしましたね。とにかくそういう風景もオシャレで見ていて心が現れました。また水族館のデートシーンでは海遊館みたいな場所、ジンベエザメとか、トンネルとかあったからおそらく海遊館な気もしました。🐡

画像3
下灘(*´Д`)

あとは、時代がガラケーの時代の高校生ということもあり、そういった点で、1990年台生まれの私にとってはとても青春の面影をチラリと垣間見ることができました。赤外線通信とかしてたなー。今はLINEのID検索とか、QRコードが主流ですが、、。

とらドラのようなシーン

ところどころにとらドラ!リスペクト!みたいなシーンが見られました。一つ目は主人公の昔かってたインコちゃんに似たインコちゃん(ややこい)。二つ目は、共同戦線という、男女が一つの互いの目標に向かいながら、だんだんと引かれていくシーン。ヒロインの横暴な感じ。転校しょっぱな女の子を殴るヒロイン。ちょっと衝撃。とらドラ好きな私としては、嬉しい限りでした。他になんかあったけなー。あー意外と傘?もバニラソルトをイメージしたのかな?それは考えすぎか?それにしてもバニラソルトのEDは泣けますよね。😭。また逸れた、、、、、。

画像3
とらドラED(*´Д`)

時間そして才能

そして物語にある一定の緊張感をもたらしているのが、この物語(今更)の大きな問題である。時間の変わるトンネルです。相対性理論のように、トンネルの中に人が入ると、外の世界と時間の流れが違ってしまいます。トンネルの中はゆっくりと時間が流れるのです。うん。まあでも、体はどうなるんだろう?とかは思いましたが、固有時間みたいではないのかな?インターステラーみたいな感じの解釈でいいのかな?とか思いましたが、難しいことは後にして、とりあえず、時間の怖さをそこで感じました。時間ってなんなんでしょうね?泣いても笑っても時間は流れていく。その無情さに救われるときもあれば、この映画のように見ていて恐ろしく感じることもあります。一歩間違えば、何年も立っていて、1時間トンネルの中にいれば外の現実世界で100日経ってしまうレベルなのです。この主人公とヒロインは現実世界の時間で10年後くらいに再会するのですが、いいシーンでしたね。普通10年も経ったら他に変な人が寄ってきて美人なヒロインは結婚しているのですが、ここは二人再会からのキス。いいです!🥺

そして才能。この映画の凄いところは、才能や家族関係について、アニメ映画なのに、容赦なしにぶった切ってくるところです。意外と、世界系のお話は、現実のドロっとした話を避けがちですが、ヒロインの才能についての見解などが、これまたリアルです。ヒロインは漫画家を目指していますが、自分の才能を疑っていたり、過去におじいちゃんが漫画家として全てをかけて生きてきた、かつそれが売れなかったので家族に迷惑をかけたから、うんぬんかんぬん、のようにリアルすぎる等身大の悩みがそこにあったのがカタルシスでしたね。😢

恋とか愛とか

まあいいところだらけなんですが、少しアレっと思った点は、中盤のトンネルの論理的に怖いシーンが少なかったとか、起承転結の結があっさりしすぎていたかなーということです。あと30分あっても全然みんなついていったと思います。あとは、ギャラのせいでしょうか、登場するキャラが意外と少ないので、そういった店では「君の名は」のようなお祭り的。な感じはないと思いました。本当に2人きりのラブストーリーみたいな感じです。あれに他にもステークホルダーを入れると、怖いおじさんが出てきたり、あとはペンギンハイウェイのようにすぐに研究所が来ますからね😂。貶してはいません。😊。

絵や広告では判断できない、見てみてわかる意外とドスがきいている作品、満足感がありました。😁

最後に


皆さんは何年かけてでも待っていたい相手はいますか?

画像1
😢

つってね

ちょっと走り書きでまとめて見ましたが、随時思い出したらまたメモしていきたいと思います。

それでは

良い週末を!

よかったら他の記事も見てね!

追伸 わたしは 君の名は の大ファンです。😌はじめて、泣ける映画。







この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?