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【お料理】 白身魚のムニエル (調理時間:15分)
・焼き方を丁寧にして、最高の食感に。
・ビネガーソースが良いアクセントに。
ムニエルは、フランスの魚料理の中でも日本人に馴染みの深いお料理だと思います。
魚に小麦粉をまぶして焼くのがムニエル、そのまま焼くのがポワレです。
知り合いのフレンチのシェフに、昔焼き方を教えて頂いて以来、うちの定番の魚料理になっています。
さらに、ビネガーソースも教えて頂いたので、和の調味料を使って自分なりにアレンジしました。
コツを押さえながら、作り方を書いていこうと思います。
☆材料はこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1656987716960-dYwAC8SdU5.jpg?width=1200)
・白身魚(皮付きの柵にした物)
・小麦粉
・オリーブオイル
・塩
・ホワイトペッパー
・バター
・酢
・醤油
・みりん
・白ワイン
お魚はその日に美味しそうなものを。
鯛などが最高ですが、今回はチヌが綺麗だったのでそれを使いました。
皮付きの柵を使います。ムニエルやポワレは皮がパリっとなるのが美味しいので、皮は付いていた方が良いと思います。
まずは、魚に軽く塩と胡椒をふります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656987919264-Gnzu3vxIdI.jpg?width=1200)
小麦粉をまぶします。
焼いた時にべちゃっとならないように、全体に小麦粉をまぶして、ぱたぱたとはたきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1656987978430-bGRLSq32pD.jpg?width=1200)
オリーブオイルをたっぷり入れて、少し強めの火で、皮目から焼きます。
魚が反ってきたら、軽く押さえながら焼きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1656988003033-NVvzTd4kzo.jpg?width=1200)
魚の淵が白くなってきたら、ひっくり返す合図です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656988075030-UOz5dFMcPT.jpg?width=1200)
ひっくり返して焼きます。この時は少し火を弱くします。
![](https://assets.st-note.com/img/1656988121778-0a5dNWMJAg.jpg?width=1200)
軽く押さえると、生魚の弾力がなくなり、硬くなっていくのが分かると思います。
そしたらフランベをします。(周りに燃えやすいものがないか注意して、絶対に顔を近づけないでください!)
火を強めてワインを入れて揺すったら、フライパンの中でボワっと白い炎が上がります。(写真は撮れませんでした、、)
また裏返して、最後にもう一度、皮目を軽く焼きます。
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これで魚は焼き上がったので、お皿に移します。
次はソース作りです。
フライパンはペーパーなどで拭いておきます。この一手間が、魚の臭みをソースに移さないための重要な手順です。
バターをたっぷり入れて、火をつけたら、お酢を回し入れ、みりんとお醤油を少々加えます。
お酢はけっこう多めに。酢:醤油:みりんが3:2:1ぐらいかな。
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引火しないように気をつけながら、ソースを少しだけ焦がします。焦がしすぎには注意です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656988592079-Shdc4gVx6d.jpg?width=1200)
お酢の良い香りが立ち上ってきたところで火を止め、焼いた魚にかけます。
このソース作りは時間が大切。もたもたしていると魚が冷めてしまうので、長くても1分以内でさっと作ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1656988667190-NtyUqgRYvA.jpg?width=1200)
皮がパリっとしていて、身はふんわり。
バターのコクとお酢の風味が魚に絡んで、最高の一皿になりました。
お酢は、お好みのもので大丈夫です。
シェフはシェリー酒ビネガーを使っていましたが、私はたまねぎ酢を使いました。
お客さんが来た時や特別な時に、さっと作れる絶品ムニエル。
これを覚えておけば、ちょっと料理の自信アップかも。