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読書の秋の前に、積読本を棚卸ししてみた

最近Kindle Unlimitedで本を読むことが増えてきて、紙の本をなかなか読めなくなってしまった。

今、読みかけの本たちはどのくらいあるのかな?と思って全部引っ張り出してみたら、なんと9冊もあって、びっくり。

ということで、今日はわたしの積読本を紹介していこうと思う。

まず純粋な積読、つまり購入だけしてほぼ読んでいない、またはまったく手をつけていない本たち。

これは意外と少なくて、とりあえず当てはまるのは2冊のみ。

三浦関造さんの『神の化身』と『輝く人智』。
こちらは、鞍馬寺の前々貫主かんすさんが書かれていた『鞍馬山歳時記』のなかでたびたびご紹介されていた方で、興味があって調べてみて、購入したもの。

三浦さんはヨガ哲学などを深く学んでいらっしゃった方のようで、鞍馬寺の前々貫主かんすさんとも親密にされていたようで、その様子が前述の『鞍馬山歳時記』に書かれていた。
ちなみに、鞍馬寺貫主かんすさんのご親族の方から、「おそらくレイキ創始者の臼井甕男さんが鞍馬山にお籠もりしたのは、この前々貫主かんすさんの時代だと思う」と教えてもらいました。

昭和初期に初版が出ている本であり、著者の三浦さんは明治16年生まれ。そのため、内容もすこし古い日本語で、じっくり読まないと理解するのが難しい。

また(これが読み進められていない1番の理由なんだけれど)、フォントがわたしの苦手なやつなのだ。古い本によくある、このフォント。

目がチカチカしてしまうので、手が遠のいてしまっているんだけれど、内容はかなり興味深そうだし、レイキとも関わり深そうなので、あらためてちゃんと読みたいなあ。


鞍馬寺関連の本でまだ積読となっているのは、この2冊。

『すべては尊天にてまします』は、鞍馬寺の教えや宇宙観をわかりやすく解説している本。途中まで読んでいたんだけど、なにかのタイミングで読むのをやめてしまった期間があって、そうすると再び手を伸ばすのが難しくなるから、数年読めていない。

『天狗の般若心経』も鞍馬寺発刊。こちらは鞍馬山に住む烏天狗に鞍馬寺のお坊さんがチャネリングして、般若心経についての解説をしてもらうという内容。普通に読みやすくておもしろい。『すべては尊天にてまします』と同じ理由で読み進められなくなってしまった。


禅や日本の精神性関連の本でつんどくとなっているのは、こちらの3冊。

『禅と日本文化』は偶然本屋さんで目があって・・・・・お迎えさせてもらった子。すごく分かりやすくて、ここではじめて鈴木大拙さんを知った。ただ、本が分厚いので、なかなか持ち歩けず、読めない時間が長くなってしまって、手が遠のいてしまっている。これは優先的に読みたい本。


『禅の道』は、目下わたしの愛読書になっている『弓と禅』の著者、オイゲン・ヘリゲルさんの遺稿をまとめて出版したもの。ただ、ドイツ語でもかなり古めかしい文体で書かれていたらしく、翻訳が難しかったらしくて、日本語が本当にややこしい...。

こちらも読みたい優先順位高めの本です。


松下幸之助さんの『人間を考える』は、レイキの師匠におすすめされて購入。途中まで読んでいたんだけど、文体がすこし難しくて、スッと入ってこず、ゆっくりとしか読み進められず、手が遠のいてしまっている。


トラウマ関連の学びの本は、目下この2冊。

『トラウマセンシティブ・マインドフルネス』は少しずつ読み進めている。レイキにおいても瞑想的なものをしたりするんだけど、わたしはいつも “瞑想” をガッツリやることに抵抗があって。この本を読んで、その理由がなんとなく理解できた。ヒーラーさんやセラピストさんは必読の書だと思っている。この本を読んで、わたしも自分のセッションの在り方なんかを考えなおした。


『子どものトラウマと攻撃性に向き合う』は、ポリウェーガル理論(自律神経系理論)に基づいた、子どものプレイセラピーについての学術書。でも、自身や子どもがトラウマや攻撃性を抱えている子育て中の親にもかなり参考になる。ただ、がっつり学術書なので、ポリウェーガル理論の前提知識がないと、すこし理解するのは難しいかも。

わたしの娘は2歳ごろから癇癪が本当にひどく、もうお手上げ状態で。わたしもトラウマを抱えていて、子どもの癇癪によってパニックを誘発されてしまって、もうカオスだったので、藁にもすがる思いで手にした本。残り3章。繰り返し読みたい本だなぁ。

どちらも、付箋とマーカーだらけです。


子育て、特に「愛着」を意識した子育てに関する本で、積読気味なのは、こちら。

内容は比較的いいんだけれど、子育てに苦悩したり、壁にぶつかっている人が読むには、ちょっとハードルが高い。なぜなら、正論をぶつけられるから(笑)

後は、想定している子どもの年齢が乳幼児期くらいなのかな?という印象。乳幼児期のアタッチメント構築について、より重きをおいて書かれている印象なので、もう幼児期の最後のほうに差し掛かっている親にとっては、「今欲しい情報」は少ないのかもしれない。

とはいえ、参考になるんだけどね。

これも少しずつ、読み進めています。


その他、積読になってるのはこの2冊。

『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」を観終わって、あの作品をより理解したくて購入。でも時間が経ち、その熱が冷めてしまって、途中で放置されてしまっている(笑)


『樹木たちの知られざる生活』は、もう本当に面白い。マジで面白い。無機質のように捉えられがちな樹木たちが、森のなかでどんな風にコミュニケーションをとりあい、繋がりあい、なにを考え、どんな風に戦略を立てて生きているのか書かれている。

なんで読むのやめちゃったのかな。多分、しばらく本を読めない時間があって、その間に他の本に興味が向いてしまって、そのままになっちゃったのかな。後は、内容的に優先順位がすこし低くなってしまっているのもあるかも。

でも、ちゃんと読み切りたい本。


ということで、わたしの積読本たちの紹介でした!

読むスピードがはやいため、数日〜数週間読めない期間がつづくと、読むことを忘れてしまう癖があることが、この記事を書いていてわかった。

あたらしい本を読み進めるのもいいんだけど、今ある本たちもちゃんと読んでいってあげたいなぁ。


読書の秋もはじまることですし、積読本たちを読みきることを目標にしてみようかな。

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