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映画の話236 ヴィレッジ(邦画)
閉鎖的で、決して逆らうことのできない小さな村の闇が、これでもかというぐらいディープに描かれています。これはもう構造的な歪みだと思いました。もちろん個人の資質の問題はあります。でも、村という小さなコミューンの社会的な問題です。
利権が絡んだ瞬間から村が二分され、どんどん堕ちていく様子は、フィクションなのに、もしかしてこういう話はどこかであるのではないかとリアルに感じました。
また、能がうまく全体の世界観に絡んでいるところがセンスの良さを感じさせられました。能面は、人の様々な感情が表れていて、とてもひとことでは片づけられない表情をしていると思いました。
見応えのある映画だと思います。
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