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ちょっと一服 5月皐月

もう6月になっております。今年の5月も緊急事態宣言になり茶室を使うことがほとんどなく、最後の日曜日だけお稽古しました。

5月は風薫る季節。
端午の節句があり、京都では葵祭が行われ、新緑から緑が深まっていく、目にも味覚にも楽しい季節なのですが、少し出遅れてしまいました。

ちょっと一服

床は、閑坐聴松風(かんざしょうふうをきく)です。
静かに座って、松風(風の音、湯がシューシューと沸く音)を聴く様子を表している語句です。

座禅や瞑想など、難しいことを考えなくても、閑坐聴松風、の語句だけでも心静かな穏やかな気分になります。

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まもなく梅雨の時期を迎えますが、雨の時期は田植えの時期でもあり大事な季節ともいわれます。

今年も半分を終えるころになってまいりました。穏やかな日々が過ごせますようにと思って、お菓子とお茶でひとときの静寂

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