心不全って知っていますか?
みなさんは、心不全を知っていますか?
心不全とは、心不全とは、心臓のはたらきが悪くなることで、心臓から血液を全身に十分に送り出せない状態になることです。
高齢者に多く見られ、急性期と慢性期の症状があります。
主な症状として、息切れは90%、倦怠感も90%と高頻度で出現し、また痛みも75%程度でみられます。 他にも50%程度で食欲低下や嘔気、便秘、不安を感じており、心不全をもつ患者さんは、息切れなどの呼吸器症状以外にも、多彩な症状を起こすことが分かります。
私が介護施設で職場体験を行った際も、心不全を患っている方が見受けられました。
心不全の初期症状は、浮腫や動悸、息切れが多いですが、高齢者は特に足が浮腫みやすいので、御家族と暮らしている方の症状には気づきにくいかもしれません。
実際に、介護施設で働く看護師さんに話を伺ったところ、心不全は検査して分かるものだけど、初期症状には気づきにくいとのことでした。
その介護施設に入居している方の足を見ましたが、かなり浮腫んでおり、普段の足とどれくらい違うのか分かりにくいです。
心不全は、1度発症すると完治することが出来ません。
そのため、自宅で高齢者と住んでいる御家族が、心不全の早期発見を行うには、浮腫以外にも、心不全の症状がないか気づくことが大切です。
是非、動悸、息切れ、だるさ、などの症状がないか、同居人の様子を注意深く観察して見てください。
心不全の発症を未然に防ぐ・悪化させない社会になると良いです。
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