
『ドリフ大爆笑のテーマ』楽曲の系譜考察(雑記)
結論
元ネタは、
『隣組』
リリース 1940年
作詞 岡本一平
作曲 飯田信夫
とんとんとんからりんと隣組〜🎶
というキャッチーで明るい楽曲。
戦時中の体制である隣組を啓発する目的で作られたとされている。
↓
『メガネドラッグ』のCM楽曲
でも似た曲調が使われた。メガネをかけた桃太郎一行が愉快に歩いている。
↓
そして…
『ドリフ大爆笑のテーマ』
が、登場。ド ド ドリフの 大爆笑〜🎶というフレーズでお馴染みだ。
↓
以下、影響下にある楽曲として
サカナクション『新宝島』
トリスハイボールCMでは替え歌
が挙げられる。
さて、前述より考えるに、
プロパガンダ(政治的宣伝)を目的として発生した楽曲が、別の意図で芸能に転換されて利用されたことに、音楽の汎用性、そして包容力を見た。人の記憶に残る作品は、常に娯楽性と危険性が備わっていることを、表現者として肝に銘じて置かねばならないなぁと考えた次第である……。
