
師匠と共に
お茶と出会って28年目
高校卒業して、大学生になった頃
師匠からはじめて初釜にお声がけいただいたのが
グランドプリンスホテル新高輪の屋上庭園にある茶室「秀明」でした

当時通っていた高輪教室からも目と鼻の先にあり、村野藤吾によるこの茶室が完成した当初から、師匠はお使いになられていたとのこと
来年には取り壊しが始まるよう
実は初釜の2日前に師匠から
「階段で腕を負傷したので、濃茶席をお願いします」
とお電話いただきました

年に一度、師匠の点前で濃茶をいただくのが何よりの楽しみでしたが、事が事なので
微力ながらお役に立てればと思い、お引き受けしました

当初は着物も着れるかわからないとのことでしたが、
こうして師匠と並んで
お茶ができることに感謝します