同じスクワットでも効くところが違うのはなぜ?
チーム全体で同じプログラムでトレーニングに取り組んでいるけど、スクワットでキツくなるところはみんなが一緒じゃないのはなんで?どのフォームが正しいの?
さてスクワットは脚に効くのか尻に効くエクササイズなのか?
はたまた腰、心肺機能がキツくなる人もいるでしょう。
エクササイズでの正解は目的に応じたもの。
目的に応じて正解は変わります。
なのでどちらが間違いというわけではありません。コーチにプログラムの中での意図を尋ねてみるのもいいでしょう。
膝を優位に動かすか、尻から動くか?
スクワットでは股関節主導で前傾角度を強くすれば尻に、膝関節主導で上体を立てて膝を出せば四頭筋に効きます。
あくまでどちらかに寄ったもので比重が変わるだけです。
股関節主導だからと四頭筋に全く効かせないスクワット、そんなものはありません。逆に尻を全く使わない方法もないでしょう。
時々Instagramやらで目にする、「それスクワットじゃないですよね…」ていうエクササイズ。クリエイティブな能力は他で発揮しろ。情弱を騙さないように。素直にデッドリフトとヒップスラストでもやってください。
ちなみに「スクワットの深さは人間性の深さ」という本を出していますが、フルスクワットじゃなければスクワットではない、などとは思わないスタンス。目的次第じゃないですか。
ただ体の基礎を作ったり、体の機能を高める上でフルスクワットは効果的なエクササイズなのは間違いありません。
ただフルスクワットが適していない人もいます。骨格も人それぞれ。大腿骨が長いタイプとか胴長など個体差があるわけです。自身に適したフォームを探っていきましょう。
効果と関節のダメージのトレードオフ
膝優位のスクワット、膝が痛くなる。。
これは事実としてあります。
なので関節の負荷を逃すテクニックなどがトレーニングにはあります。この辺の引き出しはパンダジムにはたくさんあります。
スクワットはどちらが適しているのか?
基本的な考えとして、尻をしっかり鍛える。(四頭筋を軽視するわけではありません)
その上で、スクワットのフォームは無理なく行いやすいスタンス(怪我のリスクの少ない)姿勢で行うべきかと思います。
自分に適したフォームを見つけて、そこで刺激できるものはスクワットで、その上で足りない部分を補助種目で補う。
こんな形が良いでしょう。
メンバーシップもやってます。
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