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パンダジム特注マシン紹介(ヒップフレクション)
皆さん、パンプしてますか?職業筋肉 山田崇太郎です。
パンダジムのオープンが迫っています(2021年8月15日オープン予定)が、パンダジムは世界初のスクワット特化型のジムです。そしてスクワット特化のパンダジムでは最高のスクワット環境を整えているとともに、最高のスクワットのためのマシンも揃えています。今日はその中の一つであるヒップフレクションをご紹介しようと思います。
股関節屈曲動作の重要性
腸腰筋は割と見落とされがちな筋肉。かわいそうなんで鍛えてあげましょう。ボディビルダーでもない限り筋肉の発達に関してアンバランスは許容されるというか、えこひいきされるものです。
上半身だけ、腕だけ、腹だけ、尻だけ、心当たりありますよね?でも腸腰筋鍛えておくといい事だらけです。
下肢のトレーニングは伸展方向に発揮するものが多いのが特徴です。(内転や外転は別として)スクワットでもランジでも股関節は伸展方向へ力を発揮します。
屈曲方向に負荷をかけるものはトレーニングでは少ないですが、スポーツや日常生活ではそのシーンは多くあるし、重要度も決して低くないんですが見落とされています。
股関節屈曲動作の種目としては脚を固定してダンベルなどを保持して行うシットアップが高負荷も掛けられていい種目です。
腹直筋への負荷も大きく(いい事ですが)、体幹部の筋力が高くないと腸腰筋より先に腹回りが疲弊してしまい、股関節屈曲動作に十分な刺激を与える事ができません。
腸腰筋を軽視するのは愚の骨頂
「そこまで腸腰筋の筋力は必要ない」という人もいるでしょう。
「愚か」としか言いようがありません。
まず、股関節屈曲動作を鍛える事でつまづきを予防できます。ちょっとした段差で脚を上げる際の筋力が衰えてしまってつまずいてからの転倒なんかは年をとったときには致命傷になりかねません。(脛骨筋も大事ですが)
腸腰筋は大腰筋、小腰筋、腸骨筋などからなる筋肉です。腸腰筋を鍛えることは姿勢改善にも関わってきます。腸腰筋の中でも大腰筋は骨盤の前傾、後傾両方を行う筋肉で、ここを鍛えることで立位、座位姿勢の保持や腰痛予防なども期待ができます。通常筋肉は上腕二頭筋と上腕三頭筋のように裏表がありそれぞれを鍛えることでバランスを取りますが、大腰筋は前後の動きの関与する筋肉です。まさにパラドックス。そして腹筋下部にも刺激が入るオマケもあります。
アスリートにおける腸腰筋の重要性
屈曲方向に力を発揮する場面は多くあります。腸腰筋を鍛えておくことはスポーツにおけるパフォーマンス向上には必須です。腸腰筋を鍛えることはアスリートにとって必須と言えます。
サッカーでのシュート動作もそうだし、野球なんかで走る時に膝を上げる動作もそう。格闘技における蹴りや柔道での投げなんかでも使います。
ちゃんとしてるアスリートなら腸腰筋のトレーニングは普段から取り入れているでしょう。ただ屈曲動作は見落とされることも多いので、屈曲方向のトレーニングをする事でライバルと差をつけられるのは間違いありません。
腸腰筋を鍛えることの効果として、速く走れるようになることがあります。下記の記事なんかは参考になるかもしれません。
ではなぜ効率よく走れるのでしょうか?腸腰筋の2つの効果をご紹介します。
1)身体の軸を安定させる効果がある
体幹の安定性に寄与しています。軸が安定すると運動の際に、身体のブレが減り、脚が踏ん張りやすくなるためフォームが安定します。
2)ストライドが広くなる効果がある
床からの反力を使って蹴ることで前方に進む力(推進力)に関連すると言われています。脚が蹴り出しやすくなりストライドが広くなります。
パンダジムで特注したヒップフレクション
屈曲動作にしっかり負荷をかけられるマシンがパンダジムにはあります。両手でハンドルが握れ、パットに腹部を押し当てられるため腹圧がかけやすく、股関節の動きにフォーカスしやすいというのが最大の特徴です。マルチヒップやロープリーにアタッチメントをつけて股関節屈曲も行えるのですが、やりにくいです。餅は餅屋、腸腰筋はパンダジムです。
おそらく、世界的に見ても股関節屈曲動作に十分な負荷をかけられるマシンがある環境は珍しいでしょう。世界中の人が股関節屈曲動作を求めていると言っても過言ではありません。
パンダジムに来れない場合のエクササイズ例
この股関節屈曲のマシンのためだけにパンダジムに来る価値はあると思います。パンダジムに来れる場合はこのヒップフレクションを使ってトレーニングしましょう!
しかし、これを読んでいる全員がパンダジムに来れるわけではないと思います。そういった迷える子羊達のためにも屈曲動作で腸腰筋を鍛えるエクササイズをご紹介します。
立位でケトルベルを膝に当てるようにして負荷として腿上げを行うような動作。
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ケトルベル(こちらはISAMIのケトルベルで山田崇太郎プロデュースです)
丁寧にシットアップもいいと思います。サンクトバンドのミニループを使って腿上げなんかオススメです。
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パンティーではなくサンクトバンドのミニループ
それぞれの使い方も下記のリンクの動画の中にあるので是非!
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