見出し画像

[読書記録145]14歳からのマーケティング

14歳からのマーケティング

マーケティングの基礎の本。中学生の2人がマーケティングを専攻している大学院生にマーケティングについて講義をお願いしている。
新しくマーケティングを学ぶ人や改めて学ぶ人にオススメの本である。

気づき①マーケティングの手順
⑴調査
⑵セグメント、ターゲティング、ポジショニング
⑶マーケティング・ミックス
⑷実施
⑸管理

気づき②顧客価値=ベネフィット÷コスト
顧客価値とはある商品やサービスが顧客にとってどの程度の価値があるかということを意味している。
コストとは顧客が商品やサービスを入手する際に必要となる費用。
ベネフィットとはある商品やサービスを利用することで、顧客が得る有形および無形の価値を指す。
ベネフィットをコストで割ることで、顧客価値を算出している。顧客価値の向上を目指すならば、コストを下げるかベネフィットを高めるか、あるいはその両方を実行する必要がある。

気づき③正しいマーケティングには高い倫理観が必要。
法人である企業は高い倫理観を持つだけでなく、社会的責任を果たす活動を態度で示さなければならない。コトラーによると社会的責任マーケティングには次の6種類がある。
⑴コーズ・プロモーション
企業が掲げる大義や主張を実現するために実施。
⑵コーズ・リレイテッド・マーケティング
製品の売上げを通じてなされる社会貢献
⑶ソーシャル・マーケティング
公共の福祉や公衆衛生、生活、環境の改善を促す活動
⑷コーポレート・フィランソロピー
企業がピンクリボン運動を実施するNPOに寄付
⑸地域ボランティア
⑹社会的責任に基づく実践
社会的責任マーケティングは、企業の通常の活動に結びつく大義に対して、真摯な気持ちで取り組むことが欠かせない。そこから感動が生まれれば、企業にとっても社会にとっても、企業の製品を利用する顧客にとっても喜ばしいことである。

行動すること
1.マーケティングを勉強する。
2.顧客価値を考える。
3.社会的責任を果たす活動をする。

#読書 #読書記録 #ビジネス書 #ビジネス #自己啓発本 #自己啓発 #マーケティング

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは本の購入に使わせていただきます!