『もういいよ!パパ!』と言われたあの日🍀
娘が思春期を迎え、少しずつ変わっていく姿に気づき始めたのは、ほんの数年前のこと。
それまでいつも笑顔でついてきた娘が
いつしか友達やスマホに夢中になり、こちらを見てくれることが少なくなってきた。🥺
「パパ、もういいよ」
と言われることも増えた。
かつては一緒に出かけたり話をしたりするのが当たり前だったのに、そのときは距離を置かれているような気がしてた。
それは父親として少し寂しく、心の奥にじわりと染み込むものがある。
ある日、学校から帰ってきた娘が、明らかに不機嫌な様子でリビングに座り込んでた。
顔を曇らせながらうつむいている彼女に
「どうしたんだ?」
と声をかける。
すると、「パパには関係ない!」
と強い口調で返されてしまった。😅
これまでずっと守り、支え、そばにいた
娘から「関係ない」と言われるなんて
まるで壁を作られたような気がした。
でも、娘のその言葉を鵜呑みにしてはいけないと、自分に言い聞かせる。
「彼女も今は心が揺れているだけなんだ」と。
中学生の娘は、まだまだ不安定な感情の中で自分の居場所や生き方を模索している。
だからこそ、その言葉の裏に隠れた本音や気持ちを感じ取らなければならない。
その日から、私は少しだけ距離を置くことにした。☹️
無理に話を聞こうとせず、ただそばにいることを心がけた。
数日が経ち、娘がぽつりと
「この前、友達とけんかしちゃってさ…」
と話し始めたとき、少しずつ心を開いてくれたようで、胸が温かくなった。
本当は誰かに聞いてもらいたかったのだろう。
でも、言い出せなくて、それでも少しだけ父親に心を開こうとしてくれたのだと感じた。
娘が言葉にしきれない気持ちを、僕はこれからも静かに受け止めていきたい。
彼女の言葉の裏側にある本音を感じ取りながら、いつかまた笑顔で話してくれる日を信じて、ただ見守ることに徹する。😤
そうやって、少しずつ大人になっていく娘の姿を見つめていると、父親としての喜びと切なさが入り混じり、不思議と心が満たされていく。
娘との心の距離の難しさ😅
でも、私はその距離を楽しんでいた気がします