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満たされていることに気づけば、世界は明るいんです

どうもSORAHIKAです。
今回は少し「心理学」の話に触れてみたいと思います。

【質問】次のAとBお皿はどちらが気になりますか?

多くの人はBの【欠けているお皿】が気になると思います。

これは人が完璧なモノ(理想)に安心し、
不完全なもの(現実)に不安を抱えるため、
欠けている部分に目が行きやすいんですね。
※これは有名な「ゲシュタルトの円」というものです。

心理学的に言えばこの性質を「ネガティビティバイアス」と言って、
ヒトは本質的に生存することを最優先に、
脅威に備えるため、ネガティブな情報ほど注意を向ける傾向があるということらしいです。

なので、人は自分自身に対しても
「欠けている部分(悪いと思い込んでいる部分)」にどうしても目を向けやすく、

「自分はみんなと違って○○が足りない」
「自分は○○が欠けているダメな奴だ」など、
どうしても自己肯定感が満たされなくなってしまうんですね。

ただね、もう皆さん薄々感じていると思いますが、「完璧な状態」なんてまず無いんです。

人は欠けた部分や足りない部分があることが、当たり前です。

お皿を自分だと考えたとき、自分の中で欠けている部分は、「自分が思い込んでいるマイナスな部分」。

例えば「勉強ができない」「仕事ができない」「容姿が悪い」「同じミスを繰り返す」「みんなから嫌われている」などなど、人それぞれあると思います。

ただ注目すべきは【欠けていない部分】

つまり、【自分が気になっていない部分】のところです。

ここも人それぞれですが、例えば「ちゃんとご飯を食べられている」「特に大きな病気をしていない」「学べる環境がある」「時間がある」「気軽に話せる友人がいる」などなど、

当たり前に生活ができていて、【少なくとも今を生きられていること】に注目することがとても大切なんですね。

不謹慎かもしれないですが、今日という日を迎えたくても迎えられなかった人も当然います。余命があと1年と宣告された人も世の中にはいます。

「生きたい」「生きていてほしい」と思っても、願いが叶わない人も多くいる中で、

「今日という日を、死を考えることなく生活できる贅沢」に目を向けると、自分の欠けている部分はそんなに大したことはないんです。

なので、しんどくなったり、辛くなったら、
自分の欠けた部分より、十分に満たされている部分に注目して、欠けている部分に対しては「まぁ、しゃーないか」ぐらいで生活していいんです。

もっと言えば欠けてる部分も“個性”と捉えられればもう無敵ですよね笑

明日も色んな人や周りの環境に感謝しながら過ごしていきましょう。

長くなりました。いつもご拝読ありがとうございます。

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